八幡町にある古民家カフェ。

山の増徳院に至る大坂の手前辺りかな?
横浜橋商店街から日本一短いと称する三好橋商店街を経て、スカスカな中村町三好橋商店街、更にその先の八幡町と進むにつれ、どんどん店舗の密度は落ちていきますが、昭和の時代は個人商店が建ち並ぶ下町らしい風景が続いておりました。
こちらのカフェは、今も生き残る希少な、そして先だって某孤独の番組にも映ったらしいお米屋さんの裏手にあり、通りにも世間様にもまったくもって露出しない超隠れ家環境なのであります。
当初は、こんな場所でカフェ商売なぞ成り立つものかと、正気を疑う声も聞かれたのですが、なんでも有名なミュージシャンの拠点も兼ねているということで、まぁそういう事情でのんびり構えるのならアリなのかなと。

その後、営業も短縮されたりで安定せず、もしかしたら閉店しちゃったかな? なんて心配しながら、しばらくぶりに立ち寄ったのですよ。
タマゲましたわ。
イベントも何にも無い週末午後に「Cafe シトカ」まさかの超満席!! うっそーん!
いや、良きカフェなんで、認知が広がれば、来てみたい人がいるのも、なんらおかしなことではありません。実際、この日もカフェ巡り的なカップルがハマチャリで乗り付けたりもしていましたしね。
もっとも「今度の休日、八幡町に行こうよ」と誘われたら、私はきっぱり断りますけれどね!
それにしても、いつの間に盛り上がっていたムーブメントは一切感知できておらず、恰幅さんてば、もはや近隣のアンテナすら機能していないんだわという大変ショッキングな光景でもありました。
しばし待ち、大家の米蔵を改装したアネックスの方になんとか席を確保いただきまして、我々もお茶にありつけました。
のこのこ歩いてきて、空振りしちゃった場合、ここらのプランBは近所の安酒屋での角打ちしかありませんので、皆さんもご注意くださいね。

現在のスタッフは、芸能関係でもおかしくないような美男美女のコンビ。対応も丁寧で、感じが良いですよ。
メニューは以前と比べ、スイーツがより魅力的に充実したような印象です。
秋のデザートプレートはかぼちゃのチーズケーキと紅茶シフォンのアイスクリームサンドのゴージャスな合盛り。シャインマスカットまで飾ってくれてるんじゃんか!
お菓子はカフェメイドらしく甘味はやや控えめですが、この量を余さず食べきるには程よい加減でしょう。

いちじくのパンナコッタが気に入りました。
生の果実の下に「沢屋」のいちじくジャムが忍ばせてあるようです。
なお、全てのデザートにスパイス風味のクマクッキーがついてくるようになったのもいいな。すっかりアラスカな気分です。
この日はとにかく大忙しのご様子で、なおかつ別棟に運んでくる都合もあって、ドリンク類に関してはやや冷めており、いまいちでありました。加えて、コロナ対策で扉を開け放つと、蔵席はやっぱり凍えてしまい、常駐する母屋と同じ環境管理がしづらい部分が冬前の改善点かなという気はします。
ただ、良きお店が成長しつつ健在であったことは大変喜ばしいですね。
コメント一覧
おお、そんな盛況なお店になっていたんですね!そういえば、そのミュージシャンが曲を作っているアイドルが、今月の21日の石川町秋祭りに出演するようですね。
>ウニ鈴木さん
ビックリしました。
カフェマニアもラーメンマニアばりの機動力と探究心があるのですね。
クマクッキー、かわいい
やっぱ“映え”ですかね~
しかし、古民家というよりバラックですね(笑)
>jincunさん
店内はなかなかいい雰囲気にリノベされていて、立地や外観とのギャップも面白さになっていますよ。
休日カフェ巡り系が好きそうな意識高い系に見える。
外観以外が。
ブーランジェリー巡りする人々と被ってるんだろうな。
カフェマニアがこちらの割とパン熱が高めの管理人様を囲むオフを見てみたい気もする。
>うんぱるんぱさん
昔からカフェやスイーツをレポしてるのですけど、読者には全く支持されてません。管理人が文化系イケメンじゃないからって、その仕打ちは!!
パンの記事が10回に1度はポンパというのもブーランジェリー巡り連中にはピンとこなさそうではあります。
ポンパのアップルパイがテレビ番組で査定されて不合格だった話は腹抱えて笑いましたけど。
スイーツは現地まで行って京菓子行脚して市内も見落としそうな趣味の焼き菓子店から高そうなプチガトーまで網羅してるんで密かな支持者が多いとおもいますよ。
ただコメント付くのはぼた餅売ってる店が多めってだけで。
>うんぱるんぱさん
朝食や昼食前に、つっかけで行ける距離のお店から買ってくるのが、正しいパン食なのかなと思うのです。
いろんなお店に寄るのは楽しいのだけど、せっかくのおいしそうなパンも食べるのが翌日になってしまうとだいぶ魅力が削がれてしまうじゃない。だからパン屋はあんまり開拓しなくなりました。
【 CAFEシトカ(KAFU RECORD 合同会社)移転のお知らせ 】
いつもあたたかい応援ありがとうございます。
急なお知らせになってしまいますが、この度2024年の12月にKAFU RECORDのスタジオおよび、CAFEスペース(CAFEシトカ)は現在の横浜市南区八幡町から、横浜市中区山下町へお引越しをすることになりました。
(現店舗での営業は11月18日(月)が最後となります。)
今年の6月に、現在お借りしている建物の土地所有者様の変更があり時代の流れの中で、このあたりも古い建物を壊しマンションなどへの建て替えとなるとのことでした。
ある日の突然のお知らせに言葉もありませんでした。
6年間、たくさんの方に愛していただいていたこのCAFEやスタジオが壊されてしまうことが心苦しく、非常に残念です。
柱や壁、天井までも、古くからの友人の様な存在でした。横浜の歴史を物語る石蔵も壊してしまえばもう二度とこの地に建てられることはありません。
地域の不動産屋さんから「文化財登録をしてはどうか」との意見を頂いたこともありましたが、何しろ借り手としては守り抜くことは難しくもどかしい日々でした。
一度はCAFEもスタジオも、一度全てやめて、また再起できるタイミングを待とうかと考えた時期もありましたが、CAFEシトカを好きでいてくださる方々とお会いできる機会を失ってしまうことは、我々としても生きる喜びを無くしてしまうことでもあると思いました。
きっとお客様にとっても、ひとときの休息の場がなくなってしまうことは悲しいことだろうと想像しては胸を痛めておりました。
心配してくださる方から色んなご質問をいただいておりましたが、はっきりとしたことが言えず、答えをはぐらかすばかりで、申し訳ございませんでした。
そんな状況が続いておりましたが10月に入り横浜中華街の中に、とても魅力的な物件と出会うことができまして内見させて頂いたあとすぐに申し込みをいたしました。
維持費など、リスクは今よりも大きくなってしまいますが、より皆様にお越しいただきやすい立地とカフェだけでなく、ライブイベントなどの可能性は大きく、前向きな気持ちで向き合えるそんな場所だと感じられました。
目標としましては、12月からは新しい店舗での営業を目指しております。
まだ何も始まっておりませんが、急ピッチで工事など進めてゆきます。
詳しい住所はまた、もう少し状況が見えた頃にしっかりお伝えさせていただきます。
今までのCAFEシトカの歴史や面影を残しつつ、感謝の気持ちで新しさを迎え入れてこれからも皆さんと一緒に和やかな時間を過ごさせていただける様に頑張りたいと思います。
引き続き今後とも変わらずもあたたかい応援を何卒よろしくおねがいいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
気温の移り変わりがきびしい季節ですのでくれぐれもお身体をご自愛くださいませ。
2024年10月15日(火)
KAFU RECORD合同会社/CAFEシトカ
———
・以下、CAFEシトカ・店長より
いつもご利用いただき、本当にありがとうございます。突然のお知らせで驚かせてしまい大変申し訳ございません。そして会社からの長文を読んでいただき、ありがとうございます。
私自身、お客さまがカフェで思い思いに過ごす空間で働くことが本当に心からの幸せです。楽しそうにされていたりゆっくりとした時間を過ごされていたり、何度も来てくださっている方も大変多くいらっしゃいます。ずっと来てみたかったという言葉を頂戴したり、また来ます。と声をかけてくださる方も大変多く、語り出したらきりがありませんが、こんなに幸せなことはないなぁ。と思いながら日々店頭に立っています。
お客さまのそういった姿や笑顔を見て、このお店はなくしてはいけないと思う日々でした。
私たちも建物への愛着はもちろんあり、この場所が大好きです。それはCAFEシトカに魅力を感じて来店くださるお客さまも同じだと思うので、大変心苦しいです。
ですが、形は変化していったとしてもこういう空間を守りたいと考え、前向きに次の場所でのスタートを迎えていきたいという結論に至りました。
もちろん不安もたくさんありますが、みなさまもどうか一緒に楽しみながら応援いただけますと大変心強いです。
また11月の営業日は改めて投稿いたしますが、基本「土日月・木」とさせていただく予定です。残すところ僅かなので増やせそうな平日営業日があれば頑張って営業してみようかとも考えておりますが、営業日については少々お待ちくださいませ。
現在のCAFEシトカでの残りの日々も大切に営業させていただきます。
長文を読んでくださり本当にありがとうございました。
2024年10月15日(火)
CAFEシトカ・店長"
こちらのお知らせにあるように移転となるようです。伊藤米店さんの裏にあるので同じ理由かと。そして行先はなんと中華街!あの雰囲気はもう無くなるでしょうが、新しいチャンスにもなりそうな気もしますね。
>ウニ鈴木さん
サンキュー
あの立地や環境だからこその面白さもありますが、おそらく、新天地でも別の価値を価値を開拓してくれるんじゃないかな。楽しみだね。