医大通りにある定食屋さん。
”めし”という赤い文字からして絶滅危惧でありますが、相当に歴史あるお店なんだってよ。

近所だし、私が好みそうな大衆食堂なのに、ここも接点は薄いんだよな。
ほぼ病人か老人しか通らない商店街だけあって、やや力が弱めというか。逆に弱ってる奴らにこんなにエグいの食わせる気なのかという大衆中華「うらふね」とは陰陽対比する存在なのです。
お店は枯れきった佇まいで、クラシックが静かに流れる違和感。
高齢客に向かって「さばの味噌煮のお兄さん、ご飯小ちゃ~ん」などとぶちかます、やたら元気な婆さんと、控えめな爺さんでやっておりますが、いつまで頑張れるか。
単品おかず等のメニューが絞られてたり、いちいち厨房から出てこないセルフ対応になってたり、やはり、商いは徐々にコンパクト化してきている様子です。

個人的オススメは手作りメンチですが、今回はもう一つの自慢メニュー、手作りジャンボシュウマイをいただきました。手切りの千キャベツが添えられます。
これがね、小柱、蓮根入りだってんだから、ちょいとシャレているのですよ。
シュウマイは実際デカくて、なかなかにイケるお味。小柱のコクや蓮根のシャクシャクは、正直あんまり目立ちませんが、立派なおかずになる気さくなシュウマイです。
卓上に酢が無いので、生醤油か、注ぎ口の金属が崩壊したソースでいってみましょう!

ぬか漬けの田舎臭さは、まぁそういうものだとしても、ご飯がね。まだ午前中だというのに、だいぶひねていたのが唯一残念なところです。
私もご飯小ちゃんにすべきだったわ。
コメント一覧
かなり好きな店なんですが、もうあと何度食べれるかわからないお店の一つですね
おそらく後継者とかいないだろうし…
>匿名さん
そうね。よくぞ今まで頑張ってくれたと思います。
新古書店で買ったコミックで、故高井研一郎氏の遺作、横浜百年食堂というのを読みました。
横浜下町の妻三郎橋商店街にある100年続く大衆食堂を舞台にした人情話です。
妻三郎橋は坂東橋だとして、古そうな食堂を検索するとこの伊勢屋か三吉橋近くの埼玉屋かですかね。この伊勢屋、100年続いてるかはわからないけど、歴史がありそうですが、漫画の店と違って活気は今ひとつのようですね。店主夫妻がお元気なうちに伺いたいと思います。
>ルーブさん
へぇ、そんな漫画があったんですね。知らなかった。
マイナーな阪東橋の名をもじっているのなら、伊勢屋にも100年の歴史があるようなので、こちらがモデルかもしれませんね。
雰囲気も近いような気がしますので、お早めにどうぞ。