モール6丁目にある喫茶どころ。
「川本屋茶舗」のやっている健康茶カフェなのよ。
特に目立つところのない街のお茶屋さんで
あんまり流行っているふうでもなかったのよ。
明治創業の老舗だったとは知らなんだわ。
近くなので、前を通ることも多いのだが、
いつ頃からか「かふぇ」の看板が出るようになって、
マヂか?って気になっていたの。かふぇだぜ!
実際、お店の一角が茶飲みスペースになってたわ。
腰掛けはお茶箱な。
どうやらお店の若い世代ががんばろうとしているみたいなの。
てっきり、お煎茶メインなんだろうと思って入ったら、
よもぎ、どくだみ、目薬の木、びわの葉、ゴーヤやごぼう等、
国産健康茶の専門カフェで驚いた!
自然派の喫茶だと、1種、2種は置いてあるところもあるけど、
これだけのバリエーションを揃えた健康茶処は県下でも珍しいと思うよ。
アレルギー対策セットは静岡産べにふうき茶と栃木産目薬の木茶のセット。
セットでなくても好みの二種類を好きに組み合わせ可能。
目薬の木は文字通り目に良いお茶。
久しぶりだけど、ちょいとくせのあるスパイシーな風味で面白い。
鼻に良いべにふうきは煎茶なので飲みやすいよ。
デフォのお茶請けで、
抹茶とほうじ茶の自家製のお茶クッキーがついてくるみたい。
足し湯して三煎くらいまでおかわり可能なんだけど、
一回一回お兄さんがやってくれるシステムがせわしない。
クイッと飲み干すタイミングを測って、ちょいちょいこっちを見に来るため、
あんまりくつろげる感じではないんだよね。
予めお湯をズドンとおいといてくれれば、だいぶ気が楽なんだけどなぁ。
ちゃんと煎茶のセットもあります。
これは「いせぶら炭の香り」というオリジナル高級煎茶らしい。
ポチョンと垂れた一煎目がめちゃくちゃマッタリ~
・・・というようなマニアックなタイプの飲ませ方はしていないみたい。
こっちは普通にいただけるお煎茶で、
ある意味、健康茶に特徴を持ってきた作戦は正解かもしれんな。
追加でパウンドケーキもつけてもらったのだけど、
クッキーと同じく二種類合盛で楽しめるよ。
クコや干イチジクがたっぷり入った方が特に好きだな。
お菓子はいい意味で手作りの素朴さがあり、
また、お茶屋さんらしくお茶の香りや存在感を楽しめる仕上がり。
こりゃ、思っていたよりも全然おいしいよ。
値段も手頃だし、面白いお店だと思うな。
お兄さんがいろいろ燃えてる感じで、
コミニケーションも積極的だし、
カフェとしてスペースが独立していない分、
孤独にお茶を楽しむ時間を確立するのは難しいかなとも思う。
逆に地区のコミニティとして機能してくれば面白そうだけど。
コメント一覧
川本屋のお茶屋さんは知っていますが、カフェを経営していたとは全く知りませんでした.名前がいいですね.
昔モール2丁目、今の「大戸屋」さんの場所にあった伝説の名店「喫茶 伊勢ぶら」を思い出します.元気な声で「いらっしゃいませ~」と丁寧挨拶の名物おじいいさんが
懐かしいです.
川本屋さんのカフェも往時の「伊勢ぶら」のようになってほしいな!
>さのやなぎさん
ありましたね、「伊勢ぶら」。
銀行の金庫を改装したお店だったっけかな?
だいぶ雰囲気は違いますが、面白く成長してほしいです。