本格的な冬の到来を告げる熊手売りのお祭。
普段は人っ子一人見かけない商店街裏の寂び神社が、
にわかに活気づいてしまうミラクルデー。
毎年熊手を買っても、ちっとも裕福にはならない、
実社会の厳しさを学ぶ催しです。
お祭りの規模は横浜全体から見ても大きな方で、
テキ屋を中心に食屋台も多いのですが、
リトルアジアな土地柄らしく異国飲食店の屋台が面白いのです。
韓国料理「実家」のトック。
商店街の「福美」より単価は上ですが、やはりキムチは入れ放題。
量も多いし、汁も濃いし、あっちと違ってお餅が良い感じに煮込まれているので、
こっちも十分アリですね。
同じくプルコギ。
まだ中でお食事したことは無いんだけど、けっこう評判がいいお店なんだよね。
ニンニクの利いた甘辛お肉はつまみにしてもいいし、今朝、肉うどんの具にしたわ。
あと、なぜか酢豚を大鍋で売ってたな。韓国式中華って奴か?
韓国料理「味元食堂」のスジ煮込み。
店頭の陽気なジイサンが、やたらチャミスルをサービスしていて、
私もしっかりよばれちゃったぜ。
ピリ辛で実においしい煮込みじゃん!
スジ肉もむっちりトロトロでイケルわ!
ここの食べ物は毎年鉄板です。
これを食わずに年を越せるか!
タイ料理「ソムタム」のタイ風モツ煮込み!
甘辛すっぱな、汁まで旨いエスニック煮込み。
こういうのはなかなか食べられないよね。
毎度なみなみよそってくれるのです。安いの!
そして・・・これを全て食べてしまうと、もう他が入らなくなる!
同じくタイ風アラ汁。
タイのアラ、いや、鯛のアラがタップリ入ってて、やはりなみなみ。
混雑の中ではえらく食べづらいんだけど、
しっかりダシが出ているので、お味はとっても旨いっす!!
「ソムタム」は3つも屋台を出していて、
カラオケ支店の前ではこのチェンマイ焼きソーセージ等、
各種腸詰や竹筒ココナツもち米なんかを販売してました。
普通のソーセージと違う独特な食感とスパイシーなお味がやみつきに!
違う種類のソーセージ。
こっちは比較的オーソドックス。
もう一種類、生肉っぽいのがあるんだけど、
それは酸っぱ辛くて、なかなかマニアックなお味よ。
一応、テキヤものも。
神社前の大通りで毎年買っているのが、このジャガバタ。
キャップ姿の爺さんが威勢良く試食を配りながら売ってる屋台なんだけど、
ここはいつも盛況なんだよね。
なにせ、大盛りで、じゃがも美味しくふけているわ!
今年も爺さん、元気にやってるなぁという感慨と共に。
商店街に入って、韓国食材「木浦食品」の牛スジ煮。
スジはホロホロに崩れてしまっていて、
豆もやし、ぜんまいがタップリ入ってます。
商店街の中も韓国食品のお店や魚屋などが出店を出してるよ。
チヂミ、トッポキ、韓国おでん、生牡蠣やカニ汁なんかが人気だね。
お惣菜「栃木屋」のあんかけやきそば。
これも定番のサービスメニューだね。
安くておいしいよ。
汁ものばっかでダップンダップンになってしまったので、
果実「トクナガ」のカットパイナップルで〆。
甘くておいしかったですが、ちょっと大きく切りすぎでは!?
口がカネゴンみたいになってしまったよ・・・
こうしてみると、なんのお祭りかもわからんのだけど、
この猥雑なところがうちの地元っぽさでもあるので、
皆さんも次の機会には是非遊びにきてくれ!
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