上矢部町にあるちゃんぽん食堂。
すぐ近くのケーキ屋さんを目指してはるばるやってきたのです。
でも、途中で寄ろうと思ってたいくつかのお店にことごとくフラレてさ。お昼ごはんを食べそこねたままだったのね。どっかお店がないかなぁと周りを見渡して、営業中の札が目にとまりました。
お店は、瀬谷柏尾道路という、狭いけどわりと通行量が多い道路と阿久和川に挟まれております。ここはちょうど近隣の工場勤務の方がバス通りに出てくる地点なのかな? かもめ橋の交差点のあたりにいくつかのお店が固まって存在しています。
お向かいには比較的新しい大きなOKストアもできてますから、買い出しついでに車をぶっこんで食べに来る人もいるのかもね。
爺さん婆さんが営むお店は、小上がりもある小料理屋風。かなり年季の入った感じです。昼間の営業はボチボチらしく、このときは貸し切り状態でした。
看板に掲げられた長崎ちゃんぽんや皿うどんなどのご当地メニューの他、丼や中華、定食類なんかも出している気取らないお店です。
長崎ちゃんぽんをいただきました。
見た目はやや寂しい印象でありますが、野菜は十分量でしゃっきりしておりますよ。奥の厨房からも結構いい炒め音が聞こえてきましたね。
スープはあっさりイヤミなし。麺は全くコシの無い丸麺です。 全体的には枯れた印象が漂う一杯です。
ご当地だけの麺をどうするのかという仕入問題において、中華麺でやっつけなかった点は、ちゃんぽん屋さんの矜持だったんだろうなと想像しますよ。
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