馬車道の「バニラビーンズ」でフォンダンショコラ

万国橋通りにあるチョコ屋さん。

なぜか店頭に出されている焙煎機？が意味不明です。

ネットを通じて全国各地の名品がお取寄できる時代になってきました。

でも、楽天モールのスイーツランキングなんかを見ると、未だにろくでもねぇお店ばっかし。得体のしれない端切れとか、おからダイエット品とか、乾物とかしか売れてねぇ！

まぁ、日持ちや送料の問題があるから、一般的な需要を必ずしも反映しない市場になっているのかもしれんけどさ。 このブルーオーシャンならば、ちょっと気張れば、名を上げられるんじゃないか？ ってずっと思ってたのです。　

そんな中、実際に気張って、 楽天ドリームを体現した数少ないお店がこちら。

たしか、磯子の岡村あたりに製造拠点があったはずだけど、地元で評判になってた記憶は一切無いから、ネット通販特化で成長してきたお店なんだと思います。

今や、みなとみらいを望むこの地を本店と定め、ビーントゥバーを売ってたりするんだから、すごいよね。ことデザインやイメージ作りに関しては、楽天らしからぬとこがありましたよ。

近々、ハンマーヘッドにも大きく出店するらしく、気がつけば、横浜を代表する菓子ブランドの一つにもなりつつある状況です。

お店の奥はカフェになっており、ショコラドリンクやパフェをいただくことができます。

席に案内されて、テーブルのメニューを読んで、またレジカウンターに戻って注文しなきゃならんという、変な仕組み。

注文したフォンダンショコラは、ちょっといいお店のそれっぽいルックスで、おいしそうよね。

ただ、専門店のそれとしてはやや弱くて、チョコのお味に深みや表情は感じられないし、口当たりもちょいポソつきます。砕いた冷凍ラズベリーの酸味と、ライトなバニアアイスの冷気や汁っ気をまとって、初めて一人前に仕上がる感じかな。

その他、スイーツの種類も多くはありません。

お値段はお江戸の本格ショコラティエのように高くもなく、カフェのように安くもないというハンパなライン。これを手頃と見るか、まだまだ背伸びしきれてないと見るか。

コーヒーは一昔前のファミレスみたいなお味です。