【閉店】鶴見の「坐月 一葉」で八菜御膳、坐月あんみつ。

シアルの６Fに入っているお茶処。

禅文化を取り入れたお茶処ってことで、
新駅ビルの目玉になっていたテナントだったよね。

地元には総持寺もあるし、ある意味では鶴見らしいお店ってことで、注目してたんだ。

地元の禅寺がプロデュースしてるって話だったんだけど、
経営母体はお茶の「丸山園」なのか。

中は清潔感のある和の作り。

中央には立派なお茶室が据えられており、やけにはったりが効いてるわ。
どうせ、ろくにイベントやんないんだから、確実に持て余すと思うけどね！

この茶室のせいで決してゆったりはしてないんだけど、
ゆっくりくつろげそうなオサレな雰囲気。

もっとも、お客さんも全然入ってないみたいなので、
そもそも邪魔になりようがないのが、哀しいところです。

店内モニターには総持寺のPVが流れ、
音声カットしてあるもんだから、坊主がただモクモクしてるシュール。

数量限定の八菜御膳。

精進ベースの簡素で上品なお食事を期待してたんだけど、
お肉とお魚、どちらにしますかっていう時点で・・・なんか違うって。

実際、お味もだいぶくだけたもんだったよ。
器を変えれば、ぱっとしないママカフェのランチになってしまいそう。

当初は簡単な甘味もついたはずなんだけどな。

遅かった・・・

期待感が高まりすぎいて、甘味も別注しちゃっていたんだよ！

あんみつはまさかの茶碗サイズ（涙）なので注意してな。

はじめにお茶が出てきたんだけどさ、後出しのあんみつが
まさか小盆の隙間のこのサイズに、すっぽり収まるとは思わなんだわ。

そういう意味ではサプライズ！

そしてお茶がいまいち。お茶屋なのに！

秋の新茶ってやつにしたんだが、
色は出てるんだけど、まったりはせず、
茶葉の量が少ないので、２煎目も危ういくらい。

良いお店が出来たと思ったんだけどなぁ。
店の作りにこだわるよりも、まずは内容からだと思うよ。