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元町クラフトマンシップストリートの「フードフェア 2011」

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元町の裏通りで行われるフードフェア。

商店街の飲食店が出す各種食屋台が楽しみなんですよね。

各所で素敵な生演奏があったり、
飲食スペースもじわじわ増やしてきていて、頑張っている部分もあります。

商店街フードフェスのお手本的なイベントとして、
毎年楽しみに参加していたんだけどね・・・

今回は敢えて苦言を呈したい。

つーか、相場が地味に高くなってね?
高い上に盛りもケチってるってどうなんだろうか!

元町価格なのかもしれないけど、
昼間に他のイベントを食べてきただけにことさら感じるわ。

商店街活性のための年に一度のお祭りだし、
本来は各店のPRの場でもあるはずなんだけど、
サービスというよりは、通常営業じゃ文句が出るような値付けをしているお店も目立ち、
参加者としてはあまりメリットを感じられなかったよ。

あと、メニューに新味が感じられないお店も多い。
定番を基幹に据えるはいいとしても、今ひとつのチャレンジが欲しいよね。

今回は少し遅い時間からの参加だったからかもしれませんが、
スタートダッシュも終わり、会場の熱気もややおとなしめって感じ?

そりゃそうだよね、メインがソッコーで売り切れるお店も多すぎ!

もう何年も実績があるわけだし、
各店、何らかの形で終盤まで屋台を維持する努力はして欲しいよな。

とりあえず、一通りそぞろ歩くも、いまいち食指がそそられず、
少なめに買ったはずの食券もだいぶ余ってしまいました。

人気はやはり「霧笛楼」「大木ハム」「エルエラ」「JPASTA」など。

しっかり開始前に来て、これらの大行列に並ぶか、
その間に他の買いやすいお店を掃討するか、実に悩ましい問題だと思います。

買えた中で意外なヒットを放ったのが
「カフェ フゥ」の手作りアメリカンドック。

店頭は地味な光景で目立たないのですが、
奥から1.2本ずつ、揚げたてが運ばれてきます。

表面サクッ、生地はフワッ、ソーセージがブリッ!

アメリカンドックって、チープなイメージしか無かったのですが、
ちゃんと作れば旨いんだなってのがわかったよ!

鉄壁の「霧笛楼」では上質な牛肉のコンソメスープ。
幸運にも若干の売れ残りにありつけました。

すねっぽいお肉のダシがリッチ!
ふだん飲んでるインスタントとは全く違うぜ!

このお店はフェスの主役だけあって、
毎年、きっちり美味いものを出してきますな。

時差でアイスを提供したり、
ちゃんと工夫してるのも偉いと思います。

「KANDY」では若鶏のトマト煮ローマ風。

ちょこっと盛りだし、肉も少なめ。

触れ込み通り、柔らか~く煮こんであるとこ以外は、
特別印象に残らない感じです。イマイチ。

「天空」の赤キーマカレー。

ほんわりサラリとした食べ口で、
ソムリエダイニングだけにワインたっぷりな風味とコクがあります。

十分においしいのですが、
ここも容器に埋没してしまうような一口盛りが実に残念です。

「大珍樓」のミニレバ丼。

この名物メニューはお店でちゃんと食べてみようと思いつつ・・・はや数年。

極薄の豚レバがちょろりと入った中華甘辛炒めライスなのね。

沢庵がゲテで面白いアクセントなんだなと思ったら、
これは具ではなかったのか!単に漬物が散らばってただけか!粗っぺぇ!

デブ好き系のお味というのはわかったのですが、
この弁当はえらくショボいので、やはりお店で正規のものを食べたほうがよさそうです。

岩手アンテナショップ「ナチュラルエッセイ」のジャージー牛乳ソフト。

普段よりもお手頃単価でいただけました。

「ポイント ビセンティ」のグリルソーセージ。

自分ちで作ってるわけではないと思いますが、無難で落ち着きます。

ほんとは元町はちみつのローケーキが気になったのですが、
私の手元に届いたのはこのソーセージの方でした。

「田邊屋」のあやめ餅。

個人的にここのお菓子はおいしいと思うんだよね。
お団子も柔らかく、しっかりとした甘さの下町あんこも良い感じ。

ただ、見たとおり、雅さには欠けるんだわ!
あやめというか、バイオ兵器というか・・・

「カオリズ」も手堅く人気のお店。

ラザニアと言う名のペンネは・・・北欧風なのか??
甘めのトマトミートソースで満足感あり。

これは焼きあがりで運ばれてくる際にアピール力がある一品なんだよね。
すんごいうまそうで、つい列んでしまうんだわ!

今年も面白かったのが、フェア非参加店の「フレンチーズ」
ワンコインおつまみの種類が増えてたわ。

ツナとコーンのケークサレは、
みっちり焼きで、ポン酢ジュレがかかってたよ。
サーモンのリエットもいいつまみになりそうな感じ。

あえてフェスを回らず、このお店でグダグダ飲んでいるのも正解なのかな?
一度ちゃんと食べに来たいなぁと思ってるお店。

「修廣樹」の若鶏のポワレ、秋の茸ソース。

香ばしく焼けた鶏肉にきのこたっぷりのクリームソースがかかっています。

実にフレンチですね!今回のナンバーワンですね!

さらにマカロニ投入でソースを無駄にさせないとこが憎い!
ただ、美味しいだけでなく、この一皿だけでも十分な食べごたえのあるお料理でした。

フードフェアは「本物をすこしづつ」とかいうキャッチフレーズらしいですが、
忠実なのは量の少なさくらいで、CPが悪すぎる店が増えているような気がします。

実のところ「修廣樹」のような一部の良心的なお店がクオリティを支えてるんだよね
それらのフードがゲット出来るか否かで、このお祭りの大きく印象が異なる気がします。

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