二俣川の「茶和」でカステラ大

中沢一丁目にあるカステラと和菓子のお店。

清水ケ丘住宅入口の交差点から山の手の方へちょっと入ったとこの住宅街にあります。

お姉さんが一人でやっているお店なのかな？　中はデブがひとり入れば、たちまち息苦しくなるくらいの小さなスペースです。

その日の朝に焼き上げるというカステラが看板商品。その他、クリームを挟んだカステラサンドやカステラで作ったラスクなどの派生品、若干の上生菓子や大福なども並んでおり、ちょっと面白いお店なのですよ。

運悪く、この日のカステラは前日焼きのものになるとの案内が貼ってあって、ちょっちガッカリよ。まぁ、毎日売り切りできそうな立地ではありませんし、そういう日もあるようですね。

まずカットされたものを買って、味見がてら、試験場までかじって歩こうかとの計画でした。うんで、美味しかったら舞い戻って、色々お土産にしようかなぁと。

でも、この日は商品在庫も少なくてさ。カステラもこの大サイズのみしか置いてなかったから、さすがこれをくわえながら運転センターに入ったら、不審人物として免許取り消しになる可能性もあるし！　自重しましたよ。

カステラはわりとしっかり焼かれており、ビニール袋でぶら下げて帰っても、潰れたり欠けたりするようなヤワではありませんでした。大サイズは厚切り６切れ分くらいかな？

お味はおいしいですね。

カステラ道というものはシンプルな分、奥深きもののようで、大手のベタに慣れてしまうと、各々の匠の哲学が必ずしも庶民の肌に馴染んでこない場合がありますよね。

こちらの商品は、カステラらしいカステラとして、素直に受け入れできるものだと思いますよ。柔らかな口溶けもほどよいし、お味や香ばしさもほどよい。イケるお品です。

お味も焼きたてよか一晩置いたくらいのほうがよく染むと聞きますし。コンディションに関しても、特に不満は感じませんでした。

二俣川という、手土産の全く思い浮かばない街で、貴重な選択肢ができたなと感じます。

和菓子も気になるよな。めったに来ないし、もっと色々買っておけばよかったと後悔してるのよ。