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【閉店】横浜中華街の「煎餅侠」で経典原味

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西門通りにできた中華クレープのお店。

中国に同名の映画があるみたいね。

中華やエスニック食材の買い物に重宝している「中国貿易公司」の向かい側。以前はインチキ占いをやっつけていた場所だったと思うのだけど、中国の軽食 “煎餅” とタピオカを扱うお店ができましたよ。

とかく利に敏い中華街の皆様でありますが、世のタピオカブームに乗っかるのはだいぶ遅かったようで、またたく間に店舗を増やしたものの、あっという間にしぼんでしまったご様子。こちらは雨後の筍の一つである「心茶」の系列店みたいですね。次のモードを模索する試金石といったところでしょうか?

立地は石川町駅から本通りに向かう途上で、食べ歩きの起点としては悪くないと思います。たしか、占いの前はパンダクレープのお店だったから、クレープ繋がりのご縁も感じます。

お店はまだできたばかりにもかかわらず、思いの外に注目が集まっておりましたよ。若い観光客が好奇心を持って、 旅先のベタに流れない姿勢は良いと思う! ただ、店内でのやり取りを聞いてると、実際に買っているのは中国人の女性が多いみたいだよ。

注文後に焼き上げなので、店頭に滞留しやすいのが、今のとこは注目増にもつながってる印象。

”煎餅” は、山東とか、天津の名物なんだってね。

薄い粉生地をベースに、玉子を潰し伸ばして焼き、タクワン、レタス、ワンタンの皮、安いソーセージを乗せて、包んだもの。こちらのタレのお味はアジアの甘いチリソースみたいな感じでした。

ふわふわとパリパリの2種類の皮が選べて、これはパリパリバージョン。パリというよりはサクッな食感で、インドのドーサに近いかも? 水分がないと口の裏に張り付く感じです。どっちかっちゅーとモッチリ皮の方が好みかな?

具もソーセージだけでなく、肉でんぶ、チャーシュー、唐揚げが選べ、さらにパクチーなどのトッピングも可能という内容。横浜橋のキッチンカーのものに比べると、熟れた仕上がりです。

ただ、熟れてもこの程度かという、なんとも微妙な食い物だな。やはりメインのソーセージがイマイチなのと、味付けがはっきりしないとこがなんとも。

現地の味もこんなもんなのかな? 万人に受け入れられそうな、食べやすさがある一方で、タレや具にもう一歩のパンチが欲しいかなって思っちゃいます。ちょい足せば、普通に麺飯食えちゃう値段なのも、どうか。

ともあれ、本国に数多眠っているだろう街角軽食が、どんどん入ってきてくれると嬉しいです。

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