横浜中華街の「四五六飲茶館」でなごみ焼きまん

市場通りにある軽食処。

「四五六菜館」向かいのお土産館が、軽食コーナーとして、リニューアルしております。

四五六も世帯の大きなお店なのですが、どっちかつーと団体観光を受け入れてなんぼな商売になり、地元の外食候補になることは多くないんじゃないかな。

目下、孫家がどういう関与になっているのかもわからんし。こちらの店内には「富泰楼」の看板が掲げられ、デパート出店等もひっくるめて別経営みたいだし。

中華街ってば、老舗の看板の価値が軽いというか、だいぶドライに扱うので、昔から変わらぬように見えても、中身は別物って事がままありますよね。

中華街では秋に美食節というキャンペーンがあり、その中で点心を競う品評会が催されます。

なごみ焼きまんは、その金賞メニュー。

口の空いたニラ饅頭というか、焼売をコイン型に潰した富泰楼スタイルよ。

焼き立て渡してくれるから、フツーにイケますな。

薄皮に片面を包む形でバリッと焼かれております。

具は豚とニラで、平たさがハンデにならない相当にブリブリな食感なのよ。

ちなみに、桜エビや海苔という日本人に身近な食材を使うのが ”なごみ” の由来らしいのだけど、それはあんまり感じませんでしたね。

お味はそのままでもOKだけど、焼き上がりはややオイリーなので、黒酢ドブがけがイイと思うよ。