大通りにある明治創業の広東料理店。
一時期はゴーストタウンのようになってしまった中華街にも、それなりの賑わいが戻り、空店舗にも新しい動きが見えつつあります。ほんま、たくましい街だよな。
もちろん、かつての盛況にはまだまだ遠く、中華街五大店に数えられる「同發」も、別館や売店の一部の営業再開の見通しは立っていないようです。
店頭に吊り下げられた名物の焼物など、地元ファンも多く、真面目なお店なんですけどね。世代交代が上手くいっていないのか、せっかくの資産を活用できていないというか、時代や街の変化に取り残されている部分も見えている印象でした。
その上でコロナがさらなる打撃となっているのは間違いなく、ちょっと心配ではあるのです。なんとか生き延びて、末永く頑張ってほしいのです。
ランチにはこんな素敵なセットがいただけます。
これは魅力的なランチが数多集う中華街においても、有数の価値ある昼食といえましょう!
メインは名物の焼物など5種類から選択可能。この日は時間ハズレでやや作り置きクタリ感が出てしまっていますが、青菜と、昔懐かしの中華なコーンスープがついてきます。
混迷の時代だからこそ、変わらぬ太い柱を保つことも重要です。
甘香ばしく、しっとり柔らかな叉焼に、皮目カリカリな焼肉のハーフ盛り合わせ。
ちょいと辛子をつけていただくと、もうサイコーよね。町場のお店とは一味二味違う、まさに中華街らしいお品といえますよ。
ただ、あまりに鉄板すぎて、みんな、このハーフしか頼まないんじゃないか問題があります。複数人でシェアするならともかく、モツ定食頼んでいる人、未だ見たこと無いもんね。
もし、わがままを叶えてくれるのならば、もっと出すから、叉焼&焼肉&モツ3種盛りや、揚焼売&蒸鶏のセットを作ってくれないかしらって思うのです。
そしたら、すげーゴージャスな午餐になるもんね!
コメント一覧
私は鹵味好きでよく注文しますよ。
そういえば中秋節もうすぐだから鴨の予約忘れないようにしないと。
>jincunさん
ご飯、進む?? ビール無しでの話よ!
なかなか良いランチなのに客足が伸びなくて惜しいですね。
土産物の購入で応援します。
>ぴーさんさん
お土産品も手堅いです。
別館の贅沢ランチ良かったんだよな。
たまに焼き物ついてたりして。
本館は今も土日だとそこそこ並んでるところ見るけどね。
中華街では珍しく本日のランチのオーダー率が低い気がする。
排骨カレーを平日ランチ限定を解除してほしいのと焼豚や叉焼を小皿で付けられるようにして欲しいね。
>うんぱるんぱさん
ミニコースではなく、ランチ相場の倍値ぐらいで、ちょっと良い定食を出す路線はありだと思うのよ。
私は「皮付き豚バラ肉の焼物」(ハワイでロースト・ポークと呼ばれるもの)をよく購入します。200g1000円一寸で夫婦2人で翌日も楽しめます。しかしハワイでは、勝るとも劣らぬ質のものがチャイナタウンで普通に1ポンド(450g)$12で買えますからね。
>RTさん
私は豚の丸焼きを食べてみたいですね。
焚き火の上でぐるぐる回して焼くやつ! あとは地中で蒸し焼きにするやつとか!
アメリカ産の豚は激安スーパーじゃなくても安いですもんね。
>匿名さん
我が家の食卓では、あおばで買ってくるアメリカ&メキシコ豚がめっちゃ主力です。
同發の豚肉の質は決して良いとは思はれません。平牧のを用いればどうなるのか興味津々ではありますが。素材の質を不分明にするのがプロの技では?
私はモツばっかりです!
>散歩の凡人さん
マヂで!? 実はファンが多かったのか。
YouTubeでRoast Pork with Cracklingと打てば作り方が沢山でてきて容易に作れさうです。しかし日本の肉屋で皮付き豚肉が買えるのか?
恰幅さん、スペイン観光の名物、子豚の丸焼きもありましたね! 私は『エリア随筆』の焼き豚論を思いつゝ同發の逸品を戴いておりまする。
>RTさん
沖縄なんかでは皮付き肉もよく見かけますけど、
確か精肉のやり方が違うから、日本では皮付き肉は流通しにくいって話ではなかったかな?
ちなみに中華圏である石川町のあおばでは皮付きブロックも売ってます。外国産の冷凍品だけどね。
沖縄の皮付き豚バラはマルエツやライフなんかで買ってます。
確か100g400円弱~500円ほどなんで調理の手間考えると同發や金陵で出来上がったものを買ったほうがお値打ち。
>匿名さん
オーブン調理でも焼きたては気分がアガるものですが、
近年は諸々めんどくさくなって、手っ取り早くお店で買ってしまいますね。
皮付きの豚バラは肉のハナマサで普通に売ってますよ!
うちは、いつもそれ買ってサムギョプサルならぬオーギョプサルをしています。
>みうけんさん
向こうには皮付きの豚焼肉もあるんですね!
炙るだけでは固くないのかな??