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横浜中華街の「北京飯店」でお昼の彩りコース

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朝陽門の袂に建つ昭和30年創業の北京料理店。

みなとみらい線が開通して以降は、港側からアクセスするお客さんが増えましたが、横浜中華街にやって来て、まずはじめに目に入るお店がこちらです。

旅行支援等の影響か、週末などは、かなり混み合うようになってきた中華街。

それでも、大通りを歩くだけでもしんどかった往時に比べると、まだまだなのかもしれませんけれど、某南粤の絶望的な行列を見ると、もう二度と入店できないんだなとため息が出ます。

こうなると、大箱な有名店でも予約は必須でしょうね。

「北京飯店」は宮廷料理を看板にする比較的ええ方のお店どすが、こちらも時流に沿わず、我が道を行くところがあり、目立つ立地ながらも穴場的な存在になっています。

ただ、それでもこの週末はほぼ満席の賑わいで、フリの我々はなんとか滑り込めた経緯よ。

対応にはやや塩っ気を感じます。器をドーンと置かれて、水面がダバダバ波打ってしまうようなババァの給仕は、今となってはむしろ懐かしき中華街風情かもしれませんね。

でましたーーって感じで顔を見合わせる地元民も多いかも。

お昼の彩コースをいただきました。

食前酒もしくは、グラスで出てくる凍頂烏龍茶を選択可能。

そして本日の特選前菜三種盛りということですが、内容はずっと同じなので本日感はありません。

湯葉巻きとクラゲ、イカの塩和え。

細切り野菜を巻くのが特選にめんどくさいんだよってことなんでしょうけれど、焼豚とどっちがいいかは悩ましいところです。

イベリコ豚を使った黒酢酢豚。

お料理は3人前盛りですが、2人前相応のやや軽いボリュームに見えます。

次々とせわしなき皿ラッシュで押し寄せてくるのも中華街的なところ。

カニ爪の揚げ物という、タイムカプセルに詰めて昭和に埋めてきたようなお料理も差し込まれます。

昨今は宴席に出ないもんで、私は久方ぶりにいただきましたよ。

名物の小籠包と海老蒸し餃子です。

おいしいので、海老無し小籠包二個にしてもらっても嬉しいです。

このコースでは五、目おこげが炭水化物役なので、デブにはやや物足りません。

いや、ポジティブに言い換えれば、ヘルシー!

ただ、料理のお味は上々に安定しており、ゆったりしないジェネリック華正樓って風合いです。

最後に出てくる地鶏の黄金蒸しスープが、コースの主役よ。

あっさり、じんわり。

骨付鶏の他、ナツメ、クコ、山芋にほんのり生薬の風味も漂いますが、飲みやすくておいしい鶏のスープです。

ちなみにここのお店は白湯の鶏煮込み麺も旨いんだよな。 

デザートは杏仁とごま団子。

忙しい時は、他の人も頼んでいるお決まりの方が楽かなと思ったのですが、アラカルトから好きなもんを選んだ方が満足度は高いお店かもしれませんね。

お味は決して悪くないです。

帰りに、五目肉まんを買ってけばいいと思う!

コメント一覧

  1. KS より:

    ここのピリ辛ナスそば、年に2回は食べます。お持ち帰りの焼売なんかもリーズナブルで美味しいですよね♪

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