中山路にある福建料理のお店。
ネットで概ね高評価だったので、一度行ってみようと思ってたんだ。
ここは藤沢から攻め上ってきたお店なんだって。
ちょっと珍しい出店パターンだよね。
この日は年末の買い出しついでに時間外れの昼食よ。
ちょい脇に入った比較的目立たない立地だけど、
店頭のパネル郡の効果か店内はほぼ満員だったな。
忙しい中でも取り皿やお茶の継ぎ足しなんかはソツなくやってくれたわ。
お料理は仮に福建て分類にしたんだけど、
観光的なメニューをメインにオールラウンドで揃っているみたい。
町場出身ってことでもうちょいリーズナブルなお店かと思ってたら、
お値段は普通に中華街価格だったわ。
ただ、休日でもランチやセット類が食べられるのはいいね。
まずはメニューで推していたオリジナルメニューの牛肉の薬草辛味炒め。
薬膳ぽいのも食べられるのは珍しいなぁと思って注文してみたわ。
濃いめの醤油味をベースに、
銭湯の薬湯みたいな匂いのスパイス類で風味付け。
隠れピリ辛っ娘だけど、お味はディープでなく、だれでも食べやすい。
炒め上がりがややクタっててもったいないな。
せっかくなんだからもう少し背筋を伸ばしてくれれば。
同じく薬膳ページの八種薬膳と鶏肉入り澄ましスープ。
土瓶蒸しみたいにお猪口でいただきます。
こっちは辛くないよ。
高麗人参とかも入ってるみたいだけど、乾物のクセはなくて、
あっさり上品なおいしい鶏スープですね。
こういうのは好き。
タレ掛けワンタンはお店のイチオシらしく、みんなが頼んでたぞ。
甘酸っぱいタレでさっぱりチュルンといただけます。
普通においしいけど、オリジナルって言うほどの特別な印象は残らなかったな。
オーソドックスな海老そば。
いくつかの定番麺飯には半チャーハンやワンタンを付けられるお得セットがあって、
せっかくだからそれにしてみたのよ。
セットの点心は大ぶりな焼売。
半チャーハンは作り置きなのか、
気の抜けた仕上がりで、ピントの合わないお味。
きっとライスがわりとしてあえて没個性にしているのだろうね!?
正直、セットを選択するメリットは薄いけど、
基本的に麺飯のボリュームがあるお店なので、
これらをつけるとかなりお腹いっぱいになるのは確かだわ。
五目焼きそばはボリュームあるなぁ!
細麺を焼きつけたタイで餡はシタマチックな濃い味付け。
ぶっちゃけ3分の一も食べるとかなり飽きが出てくるぜ。
酢を豪快に投入せよ!
清香園オリジナルリゾット。
エビやらイカやらの海鮮ダシが出ていて、これはけっこうおいしいの。
とにかく海苔がたくさんなので、磯臭くないかと一瞬心配したのだが、
逆に海苔っぽさがあんま感じられないくらいで食べやすかったわ。
麺セットについていたデザートね。
杏仁ゼラチンとジャスミンティーゼラチン。
オリジナルメニューに取り組んでいるのは面白いと思うけど、
お料理自体の仕上がりは総じてとっつきやすくカジュアルな印象かな。
率直にいうと、町なかの中国人中華店と大差ないのかなぁって思っちゃう。
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