関帝廟通りにある上海料理のお店。
忙しく変わり行く風景の中で、変わらずにひっそりと佇むようなイメージかな。
気になりつつも、ずっと入る機会が無かったんだよね。
通りの混雑とは別世界のゆったりとした雰囲気。
店中は衝立なんかで細かく区切られていて、
ほんのちょっと窮屈そうなテーブル配置なんだけど、
回りを気にせず、落ち着いてお食事できる環境。
お店の人も丁寧な感じだし、
テーブルにさりげなく生花が飾ってあったりして上品だ。
名物というつけワンタンが食べてみたかった!
こうやって皿ワンタンみたいにして出すとこは珍しいよね。
肉餡の味付けは強くなくて、甘酢っぱいつけダレでいただく形。
小エビが丸ごと入っていて、その風味と食感を楽しむ品なのかな。
皮はチュルンと良い感触だけど、皿盛りしてもグダりにくい工夫があるのかも?
いや、私ががっついて、瞬く間にすすりこんだからっすかね??
もう一つ食べてみたかった唐辛子そば。
これはランチの固定メニューらしいから、やっぱ押しなんだろう。
見た目とは裏腹で名前に忠実!辛っいわ!
彩り以外、唐辛子っぽいのは見当たらないんだけど、
スープがしっかり辛いので、寒い日にはいいかもしれん。
具はひき肉と細かく刻んだもやしかな?
もやしを刻むのも珍しいが、ひき肉とあわせるときはこれで具合がいいんだな。
お味は強いて言えばあっさりな味噌ラーメンに近い?
細麺の具合も良く、面白い汁そばだわ。
すっかり隠れてしまっているけど、ミニ豆腐サラダがついてて良い口直し。
自家製の中華風のドレッシングがおいしいよ。
杏仁もまずまず。
どちらも地味っちゃ地味なメニューなんだけど、
いかにもマジメに素朴に作ってそうで、好感が持てるお店です。
コメント一覧
堪能させて頂きました。素晴らしい出会いに感謝です!
>BDR529さん
記事を拝見しました~
意外な辛さ、貞淑だと思っていたらとんでもなかったという面白い麺ですね。