関帝廟通りにある上海料理店。
久々に入ってみましたよ。
昭和37年創業ということで、すんげー古くはないお店ですが、私などの若輩世代は昔から目にしており、ほっとする存在です。
お料理については、決して強く押し出しては来ません。
ただ、観光月次に堕せず、海老のロンジン炒めや排骨、上海蟹の諸々など、それっぽさを大事にしている印象があります。老バイプレーヤーってイメージかな?
旧来のお店らしく、やはり肝っ玉女将がお店を守っておられますが、二軒隣の某焼売屋と違って怖い対応はないから、安心してとっついてください。
ランチ定食については、定番料理が多く、物珍しいものがでてくるお店ではありません。そのあたりも旧店らしいです。
特徴はワンタンスープがつくところかな。
日々流転するこの町では、そういうお決まり的な存在がちょっと嬉しく感じます。
ただ、このワンタン目当てにって感じではありません。あくまで脇役。具はちょろりで皮のピロピロを食う感じ。スープもじんわりな味わいです。
この日は特製味噌ってのが気になって、イカ炒めにしてみましたよ。
うん、甜麺醤。
やや粉っぽい仕上がりで、お味についても、どのへんが特製なのか、よく分かんなかったのですが、ランチとしては手堅く、普通に満足できるものでしたよ。
漬物はしっかり塩を抜いたザーサイがたっぷり付きます。
デザートは愛玉子ね。
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