市場通りにあるお菓子屋さん。
猛暑がやっとおちついたと思ったら、あっという間にお月見の季節ですね!
中国文化に親しんだ横浜では、中秋節に月餅を食べる習慣があります!・・・と言い切りたいところなのですが、実際はどうなんだろうね?
私のような、ごく一部の月餅大好きっ子が、その超絶カロリーに目を背けつつ、これはお供え物だから!欠かせない習慣なんだから!と購入許可を得る口実にしているだけなのだろうか?
レストランのお土産コーナーっぽく見えますが、「翠香園」はもともとお菓子屋さんとしての歴史の方が古いんだよね。
過去、何度か月餅食べ比べ ① ② ③ の記事をお届けしていますが、これをやると9月のおやつが月餅一色に染まってしまうため、家族に絶不評でさ!近年はちんまり買うことしか許されませんよ。
その限られた枠にどのお店の商品を選ぶか?「聚楽」「紅棉」「華正樓」・・・ やはり、私が一番馴染むのはこちらのお店のお菓子です。
本国では、季節を過ぎた月餅の価値は暴落するとか聞いたことがありますが、横浜中華街ではお土産品の定番として、通年販売されておりますよ。
ただ、この時期のみ拝めるちょっと豪華な限定商品があって、それが楽しみなんだよね。
左の旦黄荳沙は黒ごま餡に、月に目立てたアヒルの塩卵を仕込んだもの。季節ものとして、手間のかかるナツメ餡を使ったタイプも売っていますが、私はやっぱ胡麻餡の方が好きなんだわ。見た目も夜空っぽいしね!
滑らかコッテリな餡に、時折ゴマ粒のプチッ。塩卵のコクとほんのりな塩味もアクセントになって、やっぱ旨いですよ。
右の金銀肉月は五目ナッツ月餅をベースに金華ハムを仕込んだもの。たっぷりナッツの香ばしさや食べごたえ、背脂からじゅんわり滲むコク。そして、高級食材金華ハムの塩っ気と味わい深さよ!
どちらも間違いなくおいしいのでオススメです!同時に間違いなく太るけどな!
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