年の瀬の中華街は、お正月用のチャーシュー等を買いに来るお客さんで賑わいます。
やはり地元の方が多いのかな? 馴染みのお店のものを行列してでも買っていく風景ですよね。
焼物で有名な「同發」も、大晦日などは一年で最も混み合うのではないでしょうか?
吊るし売りをしている本館の他、新館のカフェコーナーでもパック詰めした各種焼物を特設販売して、多くのお客さんが行列しておりました。
我が家はね、年末年始ズッ籠もるつもりで自家製を焼いてしまった後でさ。加えて、デブ故にオーブンに入る限界量仕込んでしまう性で、この上、買い足すのは憚られたのだけど、せめて見物だけでもってことでやって来たのです。
実は「同發」に心残りがあって、秋に受付していたおいしそうな新春オードブルをうっかり予約しそびれたのよ。だから自分で作らざるをえなくなったのよ。
んで、店頭見たら、一つだけ残ってんじゃん。ああ、どうしようと、すっげー葛藤したんだけど、やっぱ食いきれねぇってことで、泣く泣く断念したので、次回こそは!
んなわけで、軽いお茶菓子です。
プリンと穏やかな味のエッグタルトに、旨きチャーシューパイ。
ちょっと前から気になってたのが、黒糖紅荳糕。
柔らかな黒糖風味の餅生地に、小豆と胡桃を散らしたもの。それ自体は甘みもほんのりだから、蜜をかけてトロンと食うのです。食感含め、胡桃の存在がやや強めですが、その奥に豆の素朴な風味あり。
お菓子屋さんとしても老舗な同發です。イートインのカフェも、実は面白いもんが出てきたりするのだけど、お土産屋産の片隅でこういう商品を売ってくれたりするのが、いい感じだよな。
いろいろ入ったお年賀用のお菓子箱。
この甲斐みのりキャッチーな包装紙も味わいありますよね。
中身はこんな感じ。
同發のお菓子は大手の中では実直というか真面目すぎるお味よね。
やはり、もうひと甘みあってのいいんじゃねーかってとこで止めてるのが、本来の形なんだろな。
魚型がおめでたくていいよね。
こっちはレーズンの入ったソフトクッキー。もう一個のは中にあんこが入った焼き菓子です。
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