岡野の交差点にある遥かなる家系総本山。
何年ぶりになりますでしょうか?
横浜に降りても、ここまでは歩いてこないし。いっつも大行列だから、げんなりしちゃうし。ご当地名店に地元民はあまり寄り付かないってのは、こんな感じなんだろうな。
でも、横浜の青年は、そのことごとくが家系ラーメンで育っているのですよ。豚骨醤油を体内循環させ、鶏油の涙を流す我々は、やはり、どこかのタイミングで本山で拝みにいかねばならぬという気持ちが心の隅っこにあるのです。
この日は午後の時間外れでも、コロナをものともしない店頭風景。でも、大きなお店だし、1ダースごとのごっそりな入れ替えになるので、見た目ほどは待ちませんよ。
久々にいただきま~す。
麺は短くて、もはや平打ちに近い形状。いつものごとく硬めのオーダーなんだけど、表面のピロリとした柔らかいタッチが印象的です。
スープはやはり私にはしょっぱいな。こってりな厚みというよか、醤油のちょっと酸っぱいような後切れの印象。たしかにインパクトはあるんだけど、明日もまた食べたい感じではないわ。
豚はスモーキーな薫りがついて、低温調理っぽく柔らかになってました。
ご当地麺のルーツになるお店って、基本的に味を守る方向で営業されていると思うのですが、こちらは良くも悪くも攻めつづけてしまうので、そういった意味でも、ちょくちょく様子を見たいとこ。
もうすでに私の中の家系像とはかけ離れているし、これがずぶの新店としてオープンしたとして、通うかどうかも微妙なんだけど、それでも、またしばらくすると、行かなきゃ的な気持ちが湧いてくるのでしょう。
ある意味呪いのようなものだよね。
謎のお土産はレタスです。
みんな、持って帰らないけど、お前ら、もっと野菜食った方がいいぞ!
コメント一覧
こんばんは。
学生時代でに多い時は週3日横浜家系で育った旧横浜青年の1人です。
当時は今ほどチェーン系の家系はなかったのですがに醤油豚骨ラーメンが食べれるお店が存在してた
すみません。途中で送信してしまいました。
家系ラーメンは3年前くらいに突然食べたくなり、近所のチェーン系数件で食し、最終的に総本山に並びましたが、やはり塩っぱいだけでした。
その後、直系の杉田家へ訪問したところこちらは大変美味しかったです。
また今一番好きな家系は大井町にある武術家で、ここのスープは超濃厚ですが余裕で完飲できるくらい美味しいので私は「麺硬め」「味薄め」「中ライス(無料)」でオーダーしています。
>こやたさん
家系というククリの中に、幅広いお味があるという点で、文化は成熟しているのでしょう。
リスペクトとは別に、それぞれの家系スタンダードの味はどの店のものになるのか、アンケートをとっても面白そうですね。