区役所の斜向かいにある中華食堂。
麦田にある「奇珍楼」の店主が経営から退き、
代わりに立ち上げたお店なんだそうです。
お店は強面な息子が中心になってやっているのかな?
ヲバチャン達もよく動いていて、感じのいい雰囲気。
店内は今風というか、なんというか、
前のイメージを全然引きずってないのな!
お昼は役人やリーマンなんかを中心に、よく賑わっていましたよ。
メニューは麺飯中心で単価はほの高めな港北相場です。
ランチには半シューマイとご飯がつけられるセットがあり。
さらにご飯をミニチャーシュー丼にもグレードアップも可能!
こっちには、こんなサービスもあるんだね。
例のモッチリ甘いシュウマイが手軽に味わえます。
看板になってたので、ワンタンメンをいただきましたが、
はっきり言って「奇珍」より旨いです。
基本像は踏襲しているのですが、
ベースのスープも含め、わずかに変えてきてるんじゃなかろうか?
ただノスタルジックに寄りかかるのではなく、
バリバリ現役で勝負している感じの磨かれた仕上がりになってますね。
「奇珍」では受け継がれなくなった自家製の極細麺も健在。
つーか、適度な噛みごたえがあって、これもこんなにうまかったっけか?
お肉たっぷりのチュルンとしたワンタン、
ぶっといタケノコや真っ赤なチャーシューなども楽しめます。
もっとナンパに緩まった姿を想像していたのですが、ここは逆のようですね。
歴史の長い飲食店て、惰性に堕ちても、
なんだかんだ地縁に生かされちゃう部分があるんだけどさ。
こちらはあえて名残りを残さない店名も潔く、
どんな場所新であれ、お味だけで立派にやっていけるって決意なんでしょうね。
飲食砂漠の港北に良いお店ができました。
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