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上永谷の「菓匠 徳益」で丸一口

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いちょう坂商店街にあるコンテンポラリー和菓子店。

コンビニやスーパーで、そこそこのお菓子が買えてしまう当世において、個人経営のお菓子屋さんはどこも厳しいと聞いております。

特に和菓子店は親の代からのお店を維持するのがやっと。というか、維持できない話ばっかり。気鋭の職人さんが独立して新店を立ち上げるなんて話はとんと聞かない横浜界隈であります。

そんな情勢下で、意欲的な和菓子を作るお店がオープンしたと聞き、ずっと気になっておりました。グズグズしてる間に、2年も経っちゃって、もう新店扱いはできないんだけどね。

上永谷のメインストリートに立地する店舗はさっぱり今風。奥さんの対応も優しく感じが良いお店です。デブが暑さでフーフーいいながら入ったら、すかさず冷茶を振る舞ってくれて、生き返ったわ~

お店の職人さんはエルメやニューオータニなどでの勤務経験もあるんだって!

洋を取り入れた創作和菓子がなかなか面白いのよ。つか、この場合、和を取り入れた洋菓子といった方が近い出来かもね。

一番人気は岩苔という抹茶シュークリームらしく、その場でまるかじりしてこようかと迷ったんだけど、表面にもたっぷり抹茶がまぶしてあるから、きっと大惨事になると思って、今回は炎天下でも持って帰れるような焼き菓子等を買ってきました。

どら焼き皮は濃い焼き色がおいしそうだよね。気泡は均一でさっくりした食感。甘みも風味も見た目よか強くなく、こしあんに小豆グラッセを混ぜた中身とのバランスをとった感じ。これは特に奇抜なとこはなくて、フツーにイケますね。

一口最中の丸一口にはいくつかの種類があって、今回は夏用のレモン餡+ホワイトチョコ。あんことチョコでは、やっぱしチョコが勝ってしまうので、レモンで拮抗する感じかな。

きなこを使ったしっとりクッキー。この中では濃茶のマドレーヌがおいしかったです。

現状でも、どんなお味なんだろうかと興味を惹かれる点は十二分。一方で、こちらの場合は洋菓子を洋菓子として作った方がおいしいんじゃなかろうかと思う部分もあり、和洋融合の後の新機軸という部分は、まだまだ長い途上なのかなとも感じます。まぁ、生菓子を食べてないからなんとも言えないか。

この他、葛桜や大福、わらび餅、お赤飯等の定番和菓子もならんでおり、丸山オールド世代の対応もバッチリよ。

そういえば「ストラスブール」まで和菓子部門を立ち上げたんだっけか? 上永谷の菓子シーンがにわかに熱くなってるな。

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