商店街の脇道にあるお肉屋さん。
商店街といっても、もはや、ほとんどお店が残っていない蒔田商店街です。いつの間にかアーケードも撤去されててさ。風景もガラリと変わっちゃいましたね。ほんとに何にもなくなって、一時代が静かに終わりを迎えつつあります。
その中で現役営業を続ける希少なお店です。店舗もきれいになっていますし、まだまだと思いたいところですが、お店の老夫婦は若干しんどくなっているご様子で、対応がちょっと雑になったり、気さくにフライを揚げてくんなくなっちゃったりしています。息子さんが手伝っていますが、この先どうか。
この日は店頭に在庫が見えたので、すかさず入店しました。
和牛を使ったメンチが名物なのよ。
かつては他店とひと味違うリッチな風味と食べごたえでならしましたが、これもほんのりパワーダウンかなという印象です。
自家製の肉団子は嬉しいですね。何が嬉しいかって、うずらの卵が入っている点! うずらをこよなく愛し、大缶詰を買ってきては夜な夜なつまみ食う私にはたまらんサービスです。
安価で、おいしくて、我々庶民の日々の食卓を支えてくれるお肉屋さんのお惣菜よ、不滅であれ。
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