最新の記事はこちら⇒ https://taputapu.info/

横浜横浜中華街の「2020 中秋節 月餅スタンプラリー」に参加したよ

スポンサーリンク

今年の中秋の名月は10月1日。

きれいに晴れて、よきお月見ができましたね。

お月見というと、日本では窓辺におだんごやすすきを飾ってのまったりなイメージであり、昨今ではそれすらほぼ廃れている状況でありますが、中華圏では祝日にもなる大きな節目のお祭りになっているんだって。

実りの秋に五穀豊穣や商売繁盛を祈るのかな? 中華街でも媽祖廟で祭事が行われるみたいです。この祭事自体は観光公開されませんが、昨年はお隣の公園で、音楽や舞踏を楽しみつつ、月餅とお酒をいただける素敵イベントが開催されて、私も行きたかったんだよなぁ。

今年はコロナの影響もあり、密集を避けるためか、スタンプラリーという企画になったようです。

事前にリンムーさんのツイッターで教えてもらっていたので、私ら家族もギリで参加することができましたよ。サンキュー!

いかんせん、HP等で広く告知しているわりに、実際の参加枠が100人分しかないという狭き門でさ。案の定、11時の受付スタート前に行列した人々の分で完売御礼となっていましたわ。

500円の参加費を払うと、このような小さな行灯をもらえます。

これね、中華な電灯が内蔵されていて、ビカビカとサイケに光るんですよ。

んで、想像してみてほしいの。月が出る時分に、観光の皆さんが赤い行灯を掲げながら楽しげに街歩きをしている光景を。

コロナに抗い、ふたたび立ち上がる祈りの光として、まちがいなくTV映えるじゃん! 

でも、実際は暑いぐらいの真っ昼間だし、これをもらっても街の中で使うシーンが無いのが、実にもったいねぇ!!

んで、行灯に加え、協賛店の月餅を3個もいただけるという超破格の設定に驚きました!

「同發」が配る大月餅なぞは724円なんだから、1個で元が取れるどころかお釣りまで出ちゃうヤバさです!

んでさ。受付してすぐ、ウキウキで向かった「翠香園」がいきなり品切れてるんだなぁあ。

それでも、大手ならば、在庫も豊富に積んであるでしょと向かったら、大通りの主要店もソッコーで終了する気配でさ。さすがに恰幅さんの顔つきもピリッとしましたよ。

おそらく、計300個の需要に対し、16店それそれが20~25個程度の月餅を用意していたのかと想像します。となると、はじめの25人が上澄みをかっさらえば、お終いです。

もはや、楽しい街歩きなぞではなく、半ば駆け足でめぐる争奪戦の様相よ。薄々分かってはいたけど、事前に列んでいる100人にトーシロなんて、混じってねぇからな。優先順位の設定に容赦がねぇもん。

観光客が受付後にマップを広げて「どの月餅にするぅ?」とキャッキャする余裕なぞあるわけがないのよ。

左から「同發新館売店」の荳沙蛋黄月餅。「同發別館売店」の蓮蓉蛋黄月餅。「華正樓」の中月餅。

「華都飯店」の豆沙月餅。「廣東版店」の伍仁月餅。「老北京」のこしあん月餅。

ちなみに「廣東版店」は用意分の豆沙月餅が捌けちゃったみたいだけど、そのまま終了にせず、代わりに伍仁月餅を渡してくれる心遣い。今度、食事に行かねばと思ったわ。

「楊貴妃cafe」の薔薇月餅。「菜香新館」の蛋黄蓮蓉中月餅。「ROUROU Cafe」のパンダミニ月餅。

結局「翠香園」と「萬珍樓」は間に合いませんでしたけど、概ね目標はおさえられました。

最後に別途購入したマイフェイバリットな「翠香園」の金華ハム入り五目ナッツ月餅もね。

しかし、帰宅してから、冷静になってみると、このカロリー塊を、こんな数どうすりゃいいのって考え込んじゃうよね。今月は人間ドックもあるのに! ただでさえリバウンドでヤバいのに! 自身の甘味欲という大罪に、今更ながら恐れおののいているナウなのです。

普段は手にしない商品も手に入りましたから、お味の感想についても、追ってご紹介する予定です。ただ、京都のお菓子も積んであるし、栗の季節だし、果物もあるし…… ちょびちょびと食べていこうかなと思っています。

そんなわけで、最大限に受益した私が言うのも恐縮ではありますが、毎度のこと、中華街のイベントは内輪向けすぎる気がするのです。

100人限定とか、受付開始前に完売とか、あっという間に配布終了とか。どれほどの波及効果があるものか。おそらく、その後にも告知のイベントを目当てに訪れたお客さんが多いと思うのね。楽しみにしてた分、がっかりさせちゃ、むしろマイナスじゃん?

芸能なんかは会場が狭い等の事情も分かりますが、せっかく、がんばって良い企画になっているのに、対象の範囲が狭すぎて、街全体のムーブになっていかないところがもったいないのよ。ただ発展会としての開催実績になるってだけじゃ、寂しいと思います。

身内やご近所、中華街玄人だけでなく、フリで観光に来た人々を含め、誰でも気軽に参加できて、一日まるまる楽しめるお祭りならば、尚いいな。

月餅は日持ちもしますし、お土産として通年販売しているものではありますが、中秋節が終わったタイミングでの在庫一掃を兼ねた月餅販売祭をしても、日本ならば、受け入れられるんじゃないかな?

交換も3個はやりすぎよ。これでは立ち寄ったお店で、ついで買いの余地が全くなくなってしまいますもん。釣り餌として、1つは無料。あとは買い回った店数や金額に応じて、景品を出すとかの仕組みでもいいのかなと思います。売店用のクーポンつけたりさ。

そうそう、連休以降の人出はどうかなってとこは、大通りの焼き小龍包や人気飲食店の店頭には行列もあったりもして、だいぶ戻してきている印象でしたね。ラリーに余裕がなくて全然写真撮れなかったけれど、先週に引き続き、わりと人混みって感じです。

もちろん、コロナ前は歩くのも困難なくらいのバク混みでしたから、比べるべくもありませんが、一方で、この程度で成り立つくらいの健全規模にスリム化してもいいのかなとは思います。

コメント一覧

  1. うんぱるんぱ より:

    提灯配るなら夕方配布して1個だけ無料にして300人が中秋の名月のもと中華街でのほうが確かに風情がありますね。
    ちっさい提灯の灯りなんて吹き飛ばす中華街の光も路地裏や町外れではホタルのように光るだろうし。
    気になる点はこのラリー、無料提供するお店の宣伝はそっちのけなんだね。
    誰も交換に来ない店があったら悲しいね。
    クジで自動的に配布店が決まる仕組みにして平等に宣伝してあげてもいいですよね。

    • 管理人 より:

      >うんぱるんぱさん
      月餅ガチャ、おもしろいかも。
      買い周りのポイントで福引できて、
      SSR翠香園とか、URは重慶製の巨大月餅が当たるのよ。

  2. うんぱるんぱ より:

    レアな当たり以外はハズレ?w
    URはまさかローズホテルに飾ってた巨大月餅?
    力比べの米俵より重くて車使ってない人無理だし腰やるわ。
    そこで思ったんだが、重慶の巨大月餅は子宝桃まんみたいに割ったら中から小さい月餅出てきて振る舞い酒のように参加者に配ればいいよね。
    でもって小さい月餅に月餅ラリー参加店の引換くじをフォーチュンクッキーのように仕込めば、重慶の月餅は絶対手に入るぶん人気店に当たらなくてもハズレた気分にならなくて万々歳。
    重慶に注目の比率が高くなる分負担も大きいけど。

    • 管理人 より:

      >うんぱるんぱさん
      街中を桃まんで飾った桃まん祭も良いんじゃないかな?
      形状的に可愛いし、女子ウケすると思うんだけど。

  3. うんぱるんぱ より:

    桃まん祭りいいね。
    桃の節句に子宝桃まんって時代錯誤感満載でもインスタ映え間違いなし。
    桃ジャムやコンポート仕込んだパイナップルケーキも出てきそうだし動員力ありそうですね。

    • 管理人 より:

      >うんぱるんぱさん
      中華街のイベントって、どちらかというと身内向けに行われているものが多いから、
      それとは別に、もっと商売に絡めたもので、お客さん達が楽しめる催しを企画して欲しいなと思います。

タイトルとURLをコピーしました