長者町に出来たカレー屋さん
ツイッターで開店を教えてもらいました。
伊勢佐木モールからも日ノ出町からも微妙に離れた中間地点。
これまでも、あまた怪しげな飲食店が開店しては、あっという間に撤退していった場所であります。
ただ、私の愛するB級グルメ界も個人出店はラーメンばっかりという情勢ですから、大衆カレーというジャンルにおいて、新たなチャレンジをしてくれるのは嬉しいこと。
この日は時間外れの訪問でしたが、ネットの力でしょうか、こんな場所でも思った以上にお客が入ってきてましたね。
出来たばかりということもあり、スタッフは若干バタバタしておりましたが、中はさっぱりきれいになっており、テーブル席をゆったり使える環境です。
もっとも、お客はムサい野郎ばっかだったけどね。宿命だね!
メニューは基本のカレーの分量を選んで、トッピングを加えていく形式。
また、カレー以外にトッピングをおかずにした定食や丼の類も若干用意されていましたよ。
ご飯はレギュラーサイズで300g。
男子の一食に十分なボリュームかと思います。
カレーは誰もが馴染みあるお味です。
社食、学食、フードコートなどで出会えそうな、ごくごく普通な欧風ルーをさらにしょっぱくした感じで、とりあえずご飯は進みます。ただ、この手のお店ではさっと入れて出ていけるような後切れも大事だと思うのです。その点は若干の重さが残るかなと感じます。
トッピングは、某バーグを思わせるバラ肉のスタミナ焼きと某まんてんを彷彿とさせる揚げ焼売。キャッチーなセレクションでありますが、この豚を丼や定食で食べたいかと聞かれると、そういう気分にはならないかもな。カレーと合わせても豚は埋没しがちでした。
さらに、提供までに時間がかかったせいか、ルーもご飯もトッピングも総じてヌルかったのは何よりもったいないところでありました。
ココイチもそうですが、スタンド系のカレー店はおいしすぎては駄目なんだそうで、ちょっと足りないくらいの食べ飽きないお味が良いんだと聞きます。それでも各店、何らかの個性の爪痕を残すべく、スパイスなり、ベースなり、トッピングを工夫しているわけです。
オーソドックスを狙うのは決して悪いわけではないのですが、一等地でない分、このお店のことを思い出せるような特徴なり、ウリになるようなメニューが出来てくると良いなと思います。
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