今出川通沿いにある佃煮屋さん。
京都お土産大全に導かれて、寄ってみたんだ。
うっかりすると通り過ぎてしまうような店構えです。
上七軒とか観光地も近いんだけど、
フリで入ってくるお客さんはほとんどいないんだとか。
中も2、3人でいっぱいになってしまう広さ。
話好きな奥さんが満面の笑顔で対応してくれ、
まずは召し上がってみてと、お茶と小皿の饗応を受けちゃうのだ。
小一時間よもやま話をして・・・
これで何も買わずに出てこれる奴を尊敬したい!
商品はお茶の葉を山椒と炊きあげたこの1品のみ。
奥さんが自信を持って製造しているのが、ビシバシ伝わってくるよな。
お茶葉の佃煮は京都でもあんまり売ってないんじゃなかろうか?
玉露飲んだ後にささっと作ってくれるのを食べることはあっても、
こうして商品になってるのは初めて目にするな。
京風のあっさり仕上げで、茶葉のクセもなく、実に優しいお味。
山椒の風味がスッと鼻に抜けて、茶葉よりもむしろそっちの方が主役かもしれないわ。
ただ、繊細な分、遠方へのお土産向きではないのかもしれない。
冷蔵には気を使ったつもりなんだけど、
やはり、お店で食べさせてもらった時の風味が一番で、
帰宅後に食べたら、ちょいボケた印象になってしまったよ。
十分おいしいんだけど、ちゃんと扱わないと勿体無いような気もする。
京都伊勢丹にも売ってる(涙)ので、
帰宅ギリギリでゲットするのがいいでしょう!
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