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阪東橋の「元祖スーラーメン」で四川冷メン

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浦舟町にある中華屋さん。

元々関内にあった「大雅飯店」で調理していたご店主が、名物のスーラーメンをひっさげて始めたお店です。

オープンの時点ですでにご高齢だったので、新区役所ができるまで続くかななんて失礼な心配もしておりましたが、上品な奥様と一緒にまだまだ元気に営業されているようです。

メニューはいくつかの中華麺類に餃子というシンプルな内容。

今回は夏メニューの冷麺をいただきました。

ちなみに名物のスーラーメンにも冷やしバージョンのスー冷メンが存在します。
これはスーラーのスープを沸かさないもので、味はむしろ優しくなり、若い人にはちょっと物足りないかもとのこと。

となると、リストの一番上に輝くこちらの四川冷メンが本命となりますよ!

正直、なんてことないルックスで、これが我が浦舟町の限界かと言う諦観も漂います。

しかし、食ってみるとこれがすごく旨いの!

いわゆる冷やし担々麺です。

ゴマダレというよりは、おいしく飲めるくらいのゴマスープ。
ほのかにニンニクっぽい辛だれの具合も含めて、ほんとちょうど良い塩梅でさ。

柔らかな蒸鶏、シコッと頃合いに締められた麺も良いし、実に上手くまとめられた一杯なのでした。

ご店主、すっかり腰が曲がっちゃってるのよ。
でも、熟練職人の技はやっぱ健在で、こりゃリスペクトしかねぇなと手を合わせつついただきました。

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