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【閉店】横浜中華街の「揚州麺房」で高菜そば、餃子

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大通り裏手の広東道にある中華麺食堂。

名前の通り「揚州飯店」のグループ店だよね。

近頃の中華街観光はコース料理をガッツリ食べるよりも、
立ち食いを楽しむようなライトな客層が増えていると聞きます。

肩肘張る本格料理店よりも、特定料理の専門店として、
気軽に立ち寄れる食堂が増えてもいいのかなと思います。

そんな時代の先駆けか、カウンター形式の中華麺専門店として、
オープンしたのは、もう10年以上前になるのかな?

よくぞ潰れなかったな、というのが正直な感想です。

人の通らぬ裏通りで、強いブランドも、これといった名物麺も無し。
そもそも中華麺自体が激しい誘惑を放つものでは無いもんな。

たまに覗く限りでは特に繁盛してる様子も伺えず、
観光向けというよりは、地元の社食的な位置づけなのかもって思ってたんだ。

この時のお客も私の他は、なじみの中国若人がダラダラ飯を食ってるくらい。

メニューは定番麺に飯類、つまみになりそうな小皿も配備されていますよ。
値段は中華街価格で、ラーメンの相場から考えるとやや高め。

変にカテゴライズされてる券売機が使いづらいです。

オススメはどうやらタンタンメンらしいんだけど、
ここはあえての渋攻めをしてみましょう。

高菜そばは塩味スープのあっさり仕上げ。
具に豚肉の姿が確認できず、軽くめまいが起こります。

デブは精進で我慢しろよという、天の声なのか・・・

主役の高菜は風味や酸味がだいぶ抜けちゃってて、
上品ではありますが、いまいち張りがない仕上がりです。

麺の硬さを聞かれたのは中華街で初めてですが、
出来上がりにはあんま影響しなかったみたいよ。

密かな名物が餃子。

丿貫さんとこで、めちゃ押しされていたので、
今回はむしろこいつを食べに寄ったんだよ!

サイドメニューにしてはややお値段高めですが、
ぷっくり大きくて、見るからにウマそう。

程よい厚みの皮はサックリ。
かごしま黒豚を使用した具はほの甘い下味がついていて、
いわゆる中華や餃子とは違う、中華街の味わいです。

うかつに噛むとブチュッと汁が飛ぶくらいジューシィなの!

しかし、しかし、実に惜しい!
上っ側がまだ冷たい!!

もし、これが完璧に焼けていたら、
麺よりもむしろ餃子の旨い店として、
一般大衆ウケもするんじゃなかろうかと思います。

餃子定食作ればいいのに!!!

ちょっと残念でした。

コメント一覧

  1. へちかん より:

    あらー、焼きがイマイチでしたか。
    ちなみに自分も同店は思い切って麺類をやめて、餃子専門店にした方がいいと思っています。
    餃子定食、かなり受けそうですよね!

    • 管理人 より:

      >へちかんさん
      遠方からの観光客を案内する時なんか、
      餃子なり炒飯なり、ベタな品のおいしいお店を要求されますもんね。
      餃子がイケるのは確かなので、それに注力して個性をつけ、
      変に他のもん食わさない方が評判を保てる気がします。

  2. タケ より:

    安い定食と点心で有名なニイハオで、焼き餃子定食を他のと同様にワンコインで出して、と強くリクエストしたことがありますが、餃子は点心だからあり得ないと言う主旨の回答を頂いたことがあります。

    • 管理人 より:

      >タケさん
      すでに和式のチューンしたお料理を出してるのに、
      そこだけこだわってもしかたがないような気もするのですが、
      仮に飯をおかないにしても、スタンド式の専門店があってもいいなと思います。

  3. タケ より:

    たしかに中華まんや小籠包みたいに餃子もありですよね!一方で餃子となるとご飯のニーズは高まるのも事実、餃子定食を提供している店がないのは勿体ない話です。
    因みにトキの餃子も焼小籠包に近い餃子で美味しかったです。

    • 管理人 より:

      >タケさん
      日本人は中華料理にどっぷり浸かっているわけですが、
      町で専門店が成り立つようなメニューは多くなく、
      ラーメン、餃子、炒飯、麻婆豆腐くらい?
      我々の餃子愛をもっとくすぐって欲しいところですね。

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