元町高架下商店街にあるお菓子屋さん。
散歩中に見つけて、すんごく気になって、
後日、舞い戻って来ちゃったんだわ。
最近はだいぶ歯抜けてきちゃってるみたいだけど、
モトコーの商店街は怪しくて、なかなか味があるよね。
この狭い面積の中で色んな表情を見ることが出来るのは、
神戸の街の面白いとこだと思うよ。
さて、このお店、全然知らなかったよ。
戦後からの歴史があるロシアケーキのお店なんだそうですよ。
レトロな工房の奥で店番中のじいさんばあさんの絵面が
そのまま昭和史って感じで、ハマりまくりでさ!
店頭には箱詰めのサンプルが出てるんだけど、バラでも注文が可能。
まぁまぁ、入って好きなのを選んでくださいなってことで、
大きなかごの中から、この日売ってた全種類買ってみたんだ。
どれもこぶし大の大きさで食べごたえあり。
ボルボルするような分厚いビスケットで、
チョロリと塗られたバタークリームをサンドしたものが原型な。
さらに外側を黒白のチョココーティングして、
ドライフルーツやらが乗っけてるわけよ。
今の時代では、すげー旨いと思うもんじゃないんだけど、
超レトロ、超素朴で、神戸食文化の欠片を食ってる味がするぜ。
気に入ったのが丸パイ(ザラメがたっぷりだから)
エクレア型のサンドクッキー(チョコやクリームが比較的多いから)
実はこの他にもカステラ系とかの種類があるらしいのだけど、
店頭でも常温保存ぽいし、夏場は絞ってあるのかもしれないわ。
あと何年続くか、レッドリスト掲載の神戸スィーツです。
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