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神戸元町商店街の「本高砂屋 元町本店」で高砂きんつばとコーヒーのセット

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コンパクトなエリアに繁華街の機能が凝集している神戸。

魅力的な飲食店も数多く存在して、私なぞは通りすがりに店頭やメニューを拝むだけでもけっこう楽しめてしまうのですよ。

また、歩き疲れた際は、すぐに休憩ができる場所が見つかる喫茶の街でもありますよね。

ヤバないか? お茶だけで済むはずが無いんだからさ。甘味とか、サンドとかもやたら旨そうだもん。

さて、商店街の3丁目に本店を構えるこちらのお店も、全国のデパート等でおなじみのブランドです。

明治10年創業。やはり元々は瓦せんべいのお店だったようなのだけど、その後和菓子も扱い、きんつばが評判になっていく流れみたいね。また現在は売られていませんが、ご当地名物となる野球カステラのルーツとも言われておるようですね。

きんつばかぁ。個人的には「本高砂屋」は極薄の生地を巻いたエコルセ等の洋焼菓子店という印象で、和菓子は全く目に入ってなかったわ。

ただ、きんつばミルフィーユ、きんつばマドレーヌ、きんつばぜんざい等など、とりあえず、あんこを使うお菓子にはぜんぶ ”きんつば” をかぶせておく乱用っぷりを見るに、お店の看板商品はきんつばで間違いないんだな。

本店は和と洋の建物が分かれており、中の壁がぶち抜かれております。

こちら洋部門の奥に、簡単なイートイン席も設けられ、気さくに一服が可能。

なお、本店ではプレスせず、サクサク感を増した特別なエコルセを売ってたんだけど、お土産バッグの中で粉々になりそうだったから、今回は諦めました。

喫茶メニューは店内製造の和洋菓子とお茶の組み合わせが中心です。

紅茶や抹茶も選べるのですが、きんつばに合わせるデフォルトのセットがコーヒーである点が、やはり神戸らしさかなと感じます。

きんつばは焼き立てアツアツではありませんでしたが、お隣の店頭で職人さんが随時焼き上げたものを保存してあり、ほんのり温かなものが出てきました。

どうやら、従来、丸型の薄焼き饅頭だったきんつばを、寒天で固めたあんこの六方へ小麦粉液を塗りながら焼く今の形に工夫したのが、こちらのお店らしいとの話なのよ。

この写真で分かるかな? 本店のお品には表面に鍔の柄がついているのがゴージャス。通常の平らな鉄板ではなく、模様の彫られたものに押し付けて焼いてるのかもね。

いただいてみると、薄い皮がもっちりとして、柔らかいのよ。これはやはり作りたてならでは魅力なんでしょう。

そして、ふっくら豆っぽさを残す餡も、相当に甘みを控えてあるようにも感じますが、食べてるうちに、いや、なんだかこれでちょうどいいような気がしてくるのです。

元々、薄皮に対してあんこが多い分、あんまり甘くしてしまうと具合が悪いのでしょうが、某金沢の品みたいに、一歩引いた塩梅のルーツはこのお店にあるのかもな。

味の強いコーヒーと合わせているのも逆に良いのかも。お茶類だとソフト&ソフトで流れてしまう気がしますからね。

きんつばについては、一部パック商品も展開していますが、やはり、作りたてがキモなんだろうな。扱い店舗が限られる分、関東での認知度はいまいちなのかもしれません。

神戸で諦めた栄光留世・・・

フツーに横浜そごうに売ってたし・・・

中身は三角形のみ。

この写真でおわかりになるか、通常のものよか、ぷっくり膨らんだ形になっています。

確かに、中空になった分、より軽い食感なんだわ。

ただ、旧来品の詰まった感もそれはそれで良い歯ざわりなので、甲乙つけがたきところ。

やはり、箱に4種類きっちり収めてなんぼなとこもあるし、これだけ買うことはないかもね。

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