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そごう横浜の「第30回京のみやび 京都老舗の会」で嘯月生菓子

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デパートの物産展で一番楽しみなのが京都!

味の本場、お菓子の国内最高峰でありますので、
つい、あれもこれも欲しくなっちゃって、
たまんないです。お財布が。

まずは今回の目玉、
皆さんにぜひとも自慢したいのが、
「嘯月」の上生菓子の詰め合わせであります。

京都一という評判のお店ですが、
観光客には微妙な立地でもちろん要予約。

鮮度が大事な生菓子は、たとえ買えたとしても、
1個2個というわけにもいかないでしょうし、
オッサンがホテルで寂しく摘まむには多すぎるよ!

ってなことで、ハードル高かったんだよね。

今回、限定入荷という報を聞き、
即座に手の者を放って整理券を確保したのですが、
輸送失敗が2度も続き、入手までも一筋縄ではいかなかった経緯があります。

まぁ、ご覧いただければわかると思いますが、
洗練を極める京菓子の中でも、さらに一段美味しそうなお姿。

とくにきんとんの細やかさには目を見張ります。
なるほど、扱いによっては崩れやすいのでしょうね。

お味も同じく餡を使いながら、
それぞれ全く異なる表情を形作っています。

どれもすごく美味しいですが、
やはりきんとんはお味もぱっと華やかで、
皆さんが勧める理由がわかりますね。

あとはわらび餅のプルプルですよ。

これは評判に偽りなし。
ぜひお店にも伺ってみなければね。

同じく限定品の「出町ふたば」「今西軒」

豆餅に関しては、まっとうな餅菓子の宿命として
店頭で買ってすぐ食べるものが最高なんだよね。

午後に届く新幹線便でも、やはりほんの若干の硬さが出てきてしまうのですが、
それでもこちらの巷の品とは一線を画す旨さです。

そして初めて食べました「今西軒」のおはぎ。
私の中でおはぎの順位は決して高くないのですが、
えっ、こんなにおいしいのかという驚きを今回一番に感じたのはこちらの品。

お米部分は小さく、たっぷりの餡こでくるまれているわけですが、
その餡こがしっとり甘香ばしくてとてもおいしいのです。

おはぎというと素朴な田舎っぽさを感じるお菓子ですが、
こちらのそれは立派な京のお味。恐ろしいです、京の都は。

こしとつぶでだいぶ味わいも異なりますが、特につぶがオススメだよ。

「川端道喜」のおいとぽい。

粽や季節のお菓子は要予約ですが、
これは店頭にある程度常備してあると聞きます。

商品名は”かわいらしい”という意味の宮中言葉からきているらしく、
バファリン大の半球に打ち出した和三盆。

お味はおいしいですが、まぁお砂糖です。
若干紙風味を感じ、またこの細かさをどういうシチュエーションで活かせばいいのかが、
いまいちピンとこないところであります。

「亀屋良長」の烏羽玉とマロンです。

烏羽玉は数百年の歴史を持つ名物。

上品な小粒で、ツルンとした口触り、
中は印象強めな黒糖の味と香りです。
昔っぽくもありつつ、一方で長い時に磨かれた感じもするお菓子。

その名物をアレンジして新風を吹き込んだのがマロン。
こちらはクリームで伸ばした栗ペーストを包んだラム風味。

フランス帰りの女性パティシエを迎えて開発したもので、
同店ではこの路線の和洋折衷菓子が近年注目されているところ。

なるほど上手いこと合体していて面白いのですが、
もうちょい栗っぽさをリッチに感じられればいいなという気がします。

まぁ要冷蔵なため、なかなか持って帰れなかったので、
ここでゲット出来て良かったです。

「かぎや政秋」は個性的なお菓子も多く、
京都駅で買えるお土産ではオススメなお店。

今回特別販売されていた栗ぼうずは、
栗の甘煮を羊羹にくぐらせて、粉糖で飾ったもの。

お皿には2粒乗っけてますが、
1包1粒なので、ちょい寂しいボリューム。

和風のマロングラッセということなのでしょうが、
酒の香がない分、1要素欠けてるような気がします。

「田丸弥」の白河路と「亀屋陸奥」の切り落とし松風。

白河路は初めて食べますが、
パリンと薄焼きされた甘煎餅で、
ごま!ッて感じの豊かな風味。

ただ、まぁ、この食感と模様が肝なのかなって感想です。

松風は木箱にきっちり詰められた印象ですが、
落とされた端っこや、焼きムラあるところをこんな風に売ってるんですね。
こういうアウトレットは私の庶民根性をくすぐりまくり。
また、けっこう大袋で食べごたえもありました。

実はそれほど好んで食べていたお菓子ではなかったのですが、
今回久々に食ったら、独特の甘ねっちりした食感が良くけっこう良いかも。
次回は色々買って食べ比べしてみたいです。

「山利商店」の白味噌は茶道や料亭御用達と聞きます。
ニュルッと柔らかで、お味も上品かつソフトな感じ。

普段は酢味噌や味噌汁のブレンド用に常備している白味噌。

どうせなら本場風に真っ白汁を作ってみようと思ったら、
めちゃくちゃな量を消費するんだよな!

まぁ保たないので早めに使っちゃうのが吉。

メーカーによる味の差ってどうなんだろう?
若い白味噌って、激しく味の差が出るのだろうか?

そもそも関西の味噌文化は薄く、
全国消費量でも低い位置にあると聞きます。

「川藤総本家」のお漬物と「五辻の昆布」の汐吹き昆布。

この辺は盤石ですね。

「菊乃井」のお弁当です。

なんか、既視感があるので、前も買ったような気もします。

それっぽいけど、超高いわけでなく、
ミーハー要素も満たしてくれるということ。

お味は普通においしいです。

そしてトリは「虎屋」のお赤飯!

大納言を惜しみなく使った特別品とのことですが、
後で値段を見て、鼻水が吹き飛びそうになりました。

恭しく包まれたお赤飯は事実おいしいです。

ただ、一番の肝は巷の赤とは全く違う、深い色味でしょうね。
この色に釣られてエクストラを払っちゃったって感じです。

コメント一覧

  1. うさこ より:

    こんにちは
    間違って旧ページのほうにコメントしてしまったのであらためて。
    3月9日からの京都物産展@そごうのチラシをいただきました。
    御新規は井上佃煮店と京都くりやと幽霊子育て飴、今年も嘨月と出町ふたば
    今西軒、中村軒は出店するようです。
    1月に京都にいったときに予約して嘨月さんに買いに行きましたが
    びっくりするくらいおいしかった。
    最近は支店とか通販とかもあるので、そこに行かないと買えないものって
    減ってきているので、こういうのは貴重ですね。

    • 管理人 より:

      >うさこさん
      こちらこそ、ごめんなさい。
      自動で新ページに飛ばす機能、OFFってたみたい。
      京都展、楽しみだなぁ!嘨月はまた半端ない争奪戦の予感です。
      実は年明けからお菓子ばっか喰ってるので、流石にヤバイのですが、
      京都終わったら神奈川展もあるし、マヂでデブ殺しのスケジュール!

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