そごうで行われた福井の物産展です。
県の地味さに比例してなのか、規模はやや小ぶり。
お客さんの入りもそこそこといった状況でしたね。
お目当ては「ヨーロッパ軒」のソースカツ丼であります!
一度食べてみたかったんだよ!
だってスゲー旨そうじゃんか!
ご飯の上にソースにくぐらせたカツが3枚。
シンプルかつパワフルなルックスでありますな。
たまらず、ソッコーでかっこむのですが、
アツアツなソースの酸っぱさに、思わずウっと咽ます!
ソースは醤油とブレンドした甘辛を予想していたの。
でも、思ったより、ソースそのままな感じ。
なるほど、これがヨーロッパか。
カツは極細かいパン粉を纏って、カリサククリスプな食感です。
この辺りにも下町洋食と違うドイツの息吹を感じなくもありませんね。
カツ三枚なんてクソ贅沢!って思っちゃうけど、実のところ帳尻は合ってます。
なぜならお肉は生姜焼きよりも更に薄いから!
とんかつとしての肉感はあまり感じないかもね。
ぶっちゃけ、中身はあんま関係なくて、
どっぷりソース味のフライで丼飯を食わす設定が、
どことなく貧乏臭く、田舎っぽく、福井らしい!
そして、薄衣といっても油を吸った3倍分のカロリーも忘れちゃいけないぞ!
漬物が付きますが、お味噌汁も欲しいところです。
もう一つ、お土産に買いたかったのが水ようかん。
福井では冬の定番お菓子なんだそうですね。
暖房の効いた部屋でこたつに入って、ツルンといただく水ようかん。
意外と真冬にも売れちゃうアイスクリームのような立ち位置でしょうな。
前に「えがわ」のを買ったことがあるんだけど、
他にもいろんなお菓子屋さんで作っているみたいで、これは「錦梅堂」のもの。
平たい紙箱に一枚流した独特の体裁で、
小豆よりも黒糖の風味が効いた後切れの良いってのは、
どこのお店でも共通しているみたいだね。
「錦梅堂」の看板は羽二重餅なので、そっちも買っときますね。
こういう昔ながらのパッケージが、かえってカッコいいぞ!
いわゆる求肥です。
テロンと柔らかで滑らかな口当たりと、程よい甘さが上品。
でも、まぁ地味ですな。華はないよな!
ちなみにこの福井展に出店してたお菓子屋さんは、
どこも羽二重餅&水ようかんという商品構成で、
さすがに没個性過ぎると思いますよ!福井!
「日古里」は”にっこり”と読むらしい。
こういう催事を中心にしたお店かな。
焼き鯖とカニの巻き寿司なのですが、
写真だけでなく、お味もいまいちです。
主役の存在感が、ありませんでした。
ちなみに写真は残ってないけど、
鯖の棒寿司は肉厚で普通においしかったです。
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