台南小路にある台湾料理のお店。
ものすごく狭い路地に出店してるんだけど、
かえって、現地の裏道のような怪しい風情になってて面白いの。
店の中もライトダウンしていて、昼間でもそれっぽい雰囲気がある。
壁には有名人のサインや写真が隙間無く貼られているのはご愛嬌?
フロアのスペースはあまり広くないんだけど、2階席もあり、
余裕を持って席を配置していたり、ヲバちゃんも良く気を使ってくれる感じ。
メニューは比較的オーソドックスかつクセのないラインアップで、
それだけ見てもコテコテの地方性は感じないかな。
ランチもお得だけど、夜も値は手頃な方だと思うよ。
オススメと書かれていた翡翠豆腐は面白いのがきたよ!
トルコ料理?みたいにサクッとあがったボールの正体は豆腐なんだよね。
干し海老や干ししいたけが細かく混ざっていて、精進料理みたいな感じ。
甘ずっぱいソースにつけていただく。
辛餃子は予めラー油っぽいタレがかかって出てきた。
これはまぁまぁかな。ただ、ちゃんと自分ちで作ってそうだ。
豚バラかけそばは台湾風の魯肉麺だ。
これはちょい濃い目の味つけなんだが、向こうのB級な味っぽくて良いじゃん。
ホロっとしたお肉もたっぷりだし、この黒い煮がもいいよね!
別に豚バラそばもあるので注文時に注意して!
福楼チャーハンはシンプルでしょぼいルックスだけど、お味は上々なのだ。
ハラリと具合良く炒めてあって、具の肉は腸詰なんだね。
これもそれっぽい風味に仕上がっていて、旨いのよ。
五目焼きそばはくたびれたルックスなんだが、意外に味が深い。
ゲテな濃い味なんだけど、細麺の具合も良く、箸が進むわ。
単純な醤油の味付けでなく、コクがあって、それっぽい風味。
なんだかそれっぽいとしか言って無いが、それっぽいのだ!
坂口憲二が色紙で絶賛していたマンゴープリン。
しっかりと固めの寒天食感で、ミルクっぽいお味。
ただ、マンゴーっぽさが薄くて、これは正直イマイチかな。坂口ふざけるな!
てっきり雰囲気の面白さだけで売ってるナンパ店かと思ってたんだけど、
なかなかどうして、お料理がイケるじゃない!!良いじゃん!
屋台っぽく気さくに旨いお味で一ひねりもしてあって、なかなかだったよ。
ちなみに向かいの「ニーハオ」、関帝廟通りの「口福」も系列店らしい。
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