関帝廟通りにできた香港レストラン。
ロクでも無かった「天外天」の後に入ったお店。
本格的な茶藝店ができると聞いて、楽しみにしていたのですが、蓋を開けてみたらタピオカ店じゃねーかという脱力です。まぁでも、ヘタにこだわるよか、こういう商売が儲かる当節の中華街であります。
その後、2階のレストランも本格稼働し始めたようで、ちらっとランチを覗いてきました。
お店はご覧のようにモダンで中華リッチな作りです。ただ、中はことさら高級というわけでもなく、ほどほどに気が抜けたゆっくりできそうな環境でありましたよ。
メニューは小綺麗に仕上げた定番料理に飲茶など。値段はわりと手頃なレンジで、内容はいくつかの人気店をベンチマークしたようなテイストも感じます。タピオカもそうだけど、いろいろ都合よく組み合わせた感じかな。
一番の特色は50種からのワインを含む、飲み放題でしょう。下戸だから、クオリティの査定までできなかったのだけど、30分間からの安価設定で、サク飲みも可能です。
店内には酒樽が山と積まれておったわけですが、あれはインテリアじゃなくて、全部中身が入ってたんだね。そっから各々が自分で注いで回るシステムのようでした。
飲茶のお店というか、飲酒のお店じゃねーか!
ランチはも10種類くらいあったかな? 今のところ、内容はお決まりだと思われます。
香港式の焼き物がウリの一つということで、今回は、2種盛りのプレートを頼みました。この他、焼物とお料理セットの看板も出てたんだけど、あれは週末限定なのか? 卓上メニューをくまなくチェックしても見当たりませんでした。
お味はまずまず。近年の新店といえば、食べ放題店ばかりなのですが、そういうとこに比べるとちゃんとお料理していますし、十分それっぽいのかもしれません。ただ、一方で、これが看板だと言われちゃうと一歩二歩の物足りなさを感じちゃうような微妙なラインでもあります。
杏仁はやわらかタイプ。スープは骨っぽい感じでそこそこイケました。
開店サービスなのか、本日のミルクティーを1杯サービスっていうので、いただきました。
これは、ジョージアではなく、ちゃんと中国茶で作ったもので、なるほど、タピオカ屋さんぽーい。つか、ここに何粒かタピオカ入れても良いんじゃないか? 食後にミニタピオカティーがついてくるランチで差別化できるのでは?
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