横浜橋商店街にあるお蕎麦屋さん。
死してなお、”不滅の歌ん治郎” などとコスプレさせられたり、いいように使われている桂歌丸師匠の行きつけだったことで知られておりますね。
我が家はどっちかつーと江戸藤派なので、あんまり馴染みがないお店です。
店内はわりと開放感のある作りで二階席までありますよ。
ここのお品書きで変なのは、左端がきしめんからはじまるとこなのよ。あれ?きしめん推しのお店なのかなって思うよね。
関西風味と書かれた五目きしめんが、こんな感じで出てくるから、やや脱力。関西といっても、あれかな、尼崎とかのテイストならば我が南区とも共通するような気がしますね。カニカマ。
たしかに通常のそばつゆとは違った薄口の仕立て。ただ、麺はだいぶ幅狭。幅4.5mm以上という規格では、これも正しいようですが、あえてきしめんを名乗るよか平打うどんのが近い気がしますし、やはり謎なのです。
あとは関東ではだいぶレアな雑炊うどんを出すとこも変わってます。
やたらと山菜を乗せたがったり、一手余計なとこも見えますが、ごくごく町場のお蕎麦屋さんなのであります。
これは天ざるです。並にも立派な海老を揚げてくれるとこが心意気かな。
イチオシはご当地名のついた、よこはまばしそば。これはうどんでも頼めます。
くったりと見えますが、揚げたての小エビと野菜のかき揚げが乗り、しめじとなめこを散らしたもの。
一番のポイントは汁にとろみが付いているところです。
横浜じゃあんまり食わねぇあんかけそばを看板商品に持ってきているのが、やはり異なところ。でも、冬場にすするには温まりますし、胃にも優しい感じで、まずまずです。
コメント一覧
横浜橋商店街の市役所側の通りを渡ったところにある中華「北京」が好きです。競馬ファンがタバコ吸いながら昼から飲んでて雰囲気は正に昭和の街中華。天津飯が大好き。
>オガワさん
古いお店ではないんですが、よくも悪くも界隈の風情をまとった感じですよね。
よく続いているなと思いますが、みんな飲んでるのか。