南御堂への参道をまたぐ形のビルに入る、エクセル東急ホテル。
「山門にしちゃデカすぎるやろ」と笑っていたのですが、マヂにそのコンセプトで建てられたらしく、ご当地のノリの良さに若干引いてしまいました。
施設は綺麗で新しく、部屋も広いのに値段はお手頃設定。
ただ、別途頼まないと、コロナを言い訳に掃除をしないし、アメニティもロクに置かねぇという割り切った宿でありました。
最上階にあるメインダイニングも、わざわざ外部から食べに来るお店ではないのかな。普段は洋食営業らしく、気取らず使える設定です。
店内は窓が大きく、爽やかな雰囲気。ただ、景色はここらの普通のオフィスビルやタワマンが見晴らせるだけなので、あんまり楽しくはありませんか。
朝食のビュッフェは、シティホテルの定番に、島田一の助ばりの薄毛を生やした内容でした。
その毛の部分は、大坂ご当地B級グルメのいくつかで、たこやき、串カツ、肉吸い、とんぺい焼、自家製らしいドロドロのミックスジュースなどが見えましたよ。
もちろん、形だけのものですが、旅行者にとってはあるだけでも嬉しいな。
なお、たこ焼きが冷凍品なのは仕方ないとしても、わざわざ、たこ焼き器に乗せて演出しているのだから、芯まで冷たいのは残念よ。電源入れとけや!
場所柄、出張ビジネス客がざっと食って仕事に出るような感じなんだろうね。
このご時世、利用者も多くない分、スタッフも少人数の対応で、卓には食べた皿がどんどん積まれていきます。
基本作り置きのシェフコーナーは、オムレツとオムレツの中に豚肉を入れたとんぺい焼。
サイトでは自分で自由に作れるサンドイッチコーナーを推してたけど、これはおこがましいわな。パン類にハムやチーズが普通にならんでいるだけで、言われなければそういう趣向だと気が付かんかったわ。
その他、和食類とか、デザートフルーツのあたりは普通だったせいか、全く写真を撮ってなかったみたいです。
すれ違ったオッサンが串カツだけを山盛りで持ってきてて、あやうく惚れそうになったわ。私も日常の中の小さな幸せを大事に生きようと思いました。
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