近年、秩父の山林に多く生えるカエデを活用した商品が開発されているようです。
和製のメープルシロップとして、お菓子や飲料に使われたりもしておりますが、単体で買うと小瓶でもかなりエクスペンシブなので、貧乏人は手が出ませんでしたわ。
ふと見ると、カエデの樹液が売ってたのよ。
毎年、春先のひと月だけ採れるという樹液を、そのまま瓶詰めしたものなんだってさ!
小鹿野の「戸田乳業」が作っているようで、3000本限定生産のシリアルが刻印されておりました。
この透明感よ!
きっと清らかな森の露のごとき、ほの甘い味わいなんだろうなぁ想像して、グッといってみたところ、ムッとなりました。
実際は遭難した森で生き延びるためのサバイバルの味だな。薄めた麹のようなややこもった風味で、何一つ清涼感はなかったわ。
もっとも、木の樹液を飲むことなんて、そうそうないので、一つの珍しい経験です。
まぁ宿の食前に、おちょこで一口飲む程度で十分だけどね。
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