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秩父の「入船」で山くるみ天ざる

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黒門通りにあるそば処。

秩父神社のすぐ近くだけど、2本の観光通りに挟まれる裏道的な立地なんだよね。

そんな目立たない環境にも関わらず、ご当地には珍しい行列ができているのを見かけて、気になっていたお店なのです。

当初は観光ベタっぽい武蔵屋へ行こうと思ってたの。

でも、念のため、こちらの店頭を覗いてみたところ、行列が無いじゃん! 席空いてるじゃん!! もしや、貸し切りなのかと、戸の外から何度も確認しちゃいましたよ。

結局、店を出る頃にはこんな状況になってましたので、今回は開店早々にたどり着けたのが良かったのかもしれませんね。

やはり有形文化財に指定されている歴史ある建物で、元々は織物取引の出張所だったんだって。店内は古い趣たっぷり。地方に旅行に来たなという風情を味わえる環境です。

壁メニューにわさびの葉のおひたしがあったので、そばの薬味にもなるだろうと注文しました。

これ、けっこう強烈にツーンと来るから、ちびちび食べましょうね。

どちらかというと、日本酒のつまみなんだろうけど、コロナの関係か、単に見落としたのか酒メニューが見えなかったので、皆で顔をキューっとさせながらいただきました。

まろやかな山くるみダレの天ざるです。

お蕎麦はキュッと締められ、喉越しや歯ざわり良き仕上がり。大きな器に盛られて、ボリュームも十分ですよ。

薄衣の天ぷらも、きちんとした仕上がりでおいしいですね。海老も変にプリプリしないまともなものだし、良心価格だと思います。もっとも、エビイカキスってのは、秩父観光的にトキめかないので、季節の野菜きのこ天ざるがあると、なおうれしいよな。

神社からのアクセスの良さ、味わいのある店内環境、お蕎麦のおいしさ、手頃なお値段。なるほど行列の理由が分かりました。

丁寧な調理の分、比較的ゆっくりな提供となることも、回転の鈍さにつながっているのかもね。

秩父の民はとにかくお祭り好きらしくて、有名な秩⽗夜祭の他、年間約300以上もの祭りが催されているのだとか!

基本はロコな催しなんだろうけど、子どもたちによるかわいらしいものや、田舎スケベな子宝系、派手にぶち上げるバカっぽいものまで色々あって、楽しそう。祭りを巡る秩父旅も良いな。

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