横浜ポルタの「匠」で麻辣麻婆豆腐定食、珈琲杏仁豆腐

匠と書いてジャンと読む、担々麺のお店。

実は「菜香」のグループ店なんだよね。

横浜駅も週末は大変な混雑となっておりますね。

世はコロナ第８波の真っ只中なはずですが、政府の方針転換以降は、マスコミも積極的に報道しませんし、みんなもコロナに飽きちゃったんだよな。

このまま本当に必要な部分まで、なぁなぁにならなければいいなと思いつつの日常化です。

そんなわけで、もう15時だっつーのにレストランはどこも行列でさ。比較的空いていたこちらのお店に流れついた経緯です。

強いて比べるなら「玉泉亭」や「崎陽軒」の方が中高年客を集めてるからな。

坦々麺はすんごく辛そうなルックスですが、実際はほどほどで、むしろ胡麻の濃厚なコクを感じられる一杯です。

うん、昔よか旨くなってますよ。

敢えてパラパラにしないひき肉塊、大きく角切りにされたザーサイの食感。ほうれん草の風味もスープと良くマッチして、駅地下でやっつける麺としては上々の上だと思います。

副菜小鉢も面白く、海老のウエハース巻き揚げが紛れ込んでいるところが、菜香グループらしさよね。

ちゃんと揚げたてでの提供で、中身の海老もプリプリなイケるお味。

通常の担々麺や麻婆豆腐の他に、山椒を効かせた麻辣なラインも用意されております。

つっても、ものすごく辛くはないんですけどね。ほどよき塩梅です。

麻婆豆腐はやや軽い煮込み加減。ベースの肉ダレの旨味でおかわり自由のご飯も進みます。

デザートの杏仁豆腐にもオリジナルを差し込んでくる気骨ですよ。

通常のトロトロな杏仁豆腐へ、コーヒーシロップをかけていただく珈琲杏仁豆腐。

意欲的、でも間違いなくおいしいのです。

まぁ、杏仁そのままでも十分なのだけど、苦味の分、キレやまろやかさをより感じられる気がしますね。　

麺も定食もお手頃価格だし、ちゃんと中身も伴っております。

横浜駅でお食事難民になった際は、このお店のことを思い出してくだされ。