高松・瓦町の「丸一倉庫」で初漁 伊吹いりこ 大羽

南新町商店街にある乾物海産物問屋。

商店街を散策中、なにやら立派なお店があったので覗いてみました。

海苔や昆布、鰹節などを扱う乾物屋で、昭和２１年創業の老舗なんだって。

店頭には昔ながらの量り売りの他、珍味やご当地名物もいろいろならんでおり、楽しい内容ですよ。

高松中心部にはお土産店が少ないので、こちらで見繕うのもいいんじゃないかな。

中でも気になるのは、いりこでしょう！

伊吹島産のカタクチイワシを筆頭に、各種揃っておりました。

曰く、うどん屋が好んで使う中羽サイズのものは、頭も内蔵もそのままで使えばよろし。大羽もそない気になるならば、外せばええんちゃうってな感じで、要するにうちの扱う商品は下処理なぞいらんぞえってことなんだろうね。

実際、まるごとかじってみても、臭みやエグミは全然感じなくてさ、ほのかな塩味とともにおいしいスナックとして、いくらでも食えちゃう感じなんだよね。出汁をとるのがもったいないくらいですよ。さすが瀬戸内の幸だわ。

オリーブカエリは、干す前に臭み取りとしてオリーブの葉っぱの粉末と煮てあるらしいのだけど、そこまで気をつかわんでも、大振りな伊吹いりこが旨いです。まぁ通風予備軍には危険なんだけどね。　

骨付鳥の素は「トフラップ」からの仕入れ品。

なるほど、皮目ばりっと焼く為に身側にしか塗り込まないのか。お味はすげー安易なガーリック味塩コショー風で、これについてはわざわざ買ってこなくても、もっと上手く作れそうです。

讃岐名物のしょうゆ豆は、どこでも見かける「大西食品」のものを購入。

香ばしく、お味はおいしいのだけど、そら豆の皮が硬いからうちの老人には不評でした。