旨いものがもりだくさんな福岡の街。
いつか旅する機会があったら真っ先に訪れようと思っていたのが、赤煉瓦文化館の裏手にある、鯖の一枚焼き専門店です。
あえてそこか?と思われるかもしれませんが、鯖食文化のある福岡らしいお店なんじゃん?
水鏡天満宮に隣接して、博多名物うまかもん通りという細か飲酒街があります。
やはり人気店なんですね。写真には写っておりませんが、昼前には右手の塀沿いにお父さんたちの行列がずらりできておりました。
使い込んだ焼き鳥屋風の小さなお店で、二階席も含め、開店早々に満席となりますよ。
店の兄貴が、鯖を焼きながら、案内や会計までテキパキとさばいていく姿がかっこいいな。
メニューは鯖の一枚焼き定食のみ。
突き出しで出てくる冷奴のせいで、湯呑に入った水も冷酒みたいに見えちゃいますよね。
キターーーッ!!!!
まずはサバが超立派なのよ! 肉厚でデケェから!
もちろん、近海産ではなくノルウェイあたりからの品なのでしょうが、厳選したものであることはよく分かります。
そして、皮目はパリサクッ、身はふんわりと絶妙な焼き加減。煙に燻された直火焼きで、直接かける醤油をパツンと弾くような脂の乗り!
いやぁ、確かに今まで食べた中で一番上等なサバ塩焼きだわ!
みんな、はじめに出てきた冷奴に手を付けないなと見ておりましたが、大根おろしを使い切った後のさっぱり要員として温存するのが賢いようですな。
酒粕のような白味噌汁。私はご飯を半分でお願いしましたが、みんなはお代わりして、もりもり召し上がっておりましたよ。
ガッツリな焼鯖を堪能できる、食べごたえ満点の定食です!! 福岡サイコー!!
コメント一覧
壱岐、対馬で取れたもの
>匿名さん
今、検索してみたら、北欧産の旬のものをまとめて買い付けて冷凍しておくって書いてあったんだけどな。
近海産の塩サバでこんなん、なかなかないで。