GWはどこもすごい人出でしたね。
デパートの和菓子屋さんも柏餅を売りまくる特別体制よ。
一年中美味しいものが食べられる時代でありますが、やはり、この季節にこれを食わねばならんという風物詩があると、暦にメリハリができて、楽しいものですよね。
今年もやはり「仙太郎」で買ってきましたよ。
関西式のちまきと、関東式の柏餅の競演です。
出遅れたので、笹巻きのちまきは売り切れていたのですが、巻かずに包んであるタイプはかろうじて残っておりました。
洋生菓子と違い、通年、概ね変わらん素材で作る和菓子ではありますが。葉っぱで巻いてみたり、意匠でもって季節を表現してくれます。柏餅の葉っぱも干したものよか、若い色のものが清々しいよね。
ちまきはむっちり。優しい甘みと笹の爽やかな香り。
関東の柏餅は、白い餅のこしあんとよもぎ餅の粒あんが定番品といえるのかな。三番手の味噌餡はハズレというか異端な存在で、味も尖っているし、餅もピンク、餡も黄色みたいな警戒色に彩られがちなのよね。
これは味噌餡の柏餅なんだけど、仙太郎のは薄い白味噌色の素朴な餡こでおしかったな。
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