初夏のお菓子である水無月は、近年、ちょっとしたブームのように、首都圏でも親しまれるようになってきましたね。
もっちりとして、固くならない程度に冷やして食べると旨いよね。
そして、もう一つ、この季節に関西の奴らが珍重する、若鮎ってお菓子がありますでしょ?
私、和菓子は基本好きなんですが、これはいまいち魅力が分からんのよね。
鮎を模した焼き皮はいいとして、かじると中が求肥って・・・ハズレじゃないか?!
ちょこっとでもあんこを入れてくれればいいのになって思いませんか!?
岡山の調布というお菓子が原型になっているらしい、若鮎。
仙太郎さんもリーフレットにて、”たかが” でありながら ”されど” のお菓子であると記しております。
国産材料にこだわって云々という部分は分かりますが、職人さんが手焼きするのがめっちゃ暑いから、焼き終わった後はちょー爽快…というような、最後はどうでもいいような風物詩で締めくくられている点、やはり腑に落ちないなと思うのです。
きっと、皮と中身のバランスの問題で、調布のように求肥が多ければ、それが主役として納得できるのかもしれませんけれど、鮎型にして皮の部分が伸び、それが香ばしくおいしく焼けるほどに、求肥の印象が減じてしまうのがひっかかるのかな?
つか、パンの中にカステラが入ってるような違和感か。
仙太郎のは、はちみつ入りの皮だけでなく、求肥もおいしいんだけどね。
どうでしょう、皆さんは、若鮎、お好きですか??
コメント一覧
たしかに若鮎はいまいちグッと来ない和菓子かな。 中身が求肥入り餡とかだったらもっと好きなお菓子だったのに、とは思いますね。 京都では中身がわらび餅の若鮎が売ってる店があるらしいけど、そこまで変わり種なら一度食べてみたいかも。
>中さん
わらび餅入り! そんなんあるんか!
水分出ちゃったりはしないんだろうか?
宮地伝三郎『アユの話』冒頭「アユは季節の魚でもある。若葉の美しくなる初夏は、山村の人たちが待ちわびる”アユの季節”で、”初ガツオの季節”とならべられる。コイ、フナなどのような、四季を通じての川の居住者とはちがって・・・」とあり、その前にはもちろん、若鮎の「川魚の王」としての気品にふれてあります。
練切りはどれも似たり寄ったりの味で、その主眼は色と形状にあるらしい。味ならたい焼きや今川焼(御座候!)を選択する一方、この季節。和菓子屋で手土産につつんでもらう際は、つい若鮎を選んでしまいます。
求肥のなかにアンが入ると気品がおち、卵か(香り高い)ワタでない別物のように感ぜられる? 味より風雅という点で、ちまきや柏餅のばあいと似ているような。
それはともあれ、恰幅さんはこの季節、アユの塩焼きをコスパよく腹一杯食べたいと思われませんか。高価な店なら大塚「なべ家」が有名でしたが、厚木もあるし、よきお店の紹介を待望いたします。
>RTさん
たしかに、餡まで入れるとシュッとはならないから典雅さに欠けるか。
厚木に鮎家は私のほうが教えてもらいたいくらいで、鮎まつりする割にはそんなに食える店ありませんよね。
東京の梅花亭には「鮎の天ぷら最中」というのがあります。
昔は池袋でしたが今は神楽坂に移転しているようですね。
私は池袋時代に買いに行ったことがあります。
神楽坂にお越しの際にはぜひどうぞ。
>のあきちさん
鮎の天ぷら最中、知らなかった!
揚げた最中種で挟んでいるのが面白いね。食べてみたいなぁ。
恰幅さんこんにちは。
芝栄太郎の若鮎はつぶあんと求肥入ってます。芝店限定だそうです。
あと、錦糸町の白樺のあゆの求肥はレモン風味でした。今年もそうだかは謎ですが。
これからも横浜と旅先の食レポ楽しみにしてます。
>匿名さん
サンキュー
レモン風味爽やかでいいですね。
求肥自体をなんとかするパターンは面白いかも。
水無月、私も食べまくっています。
あんこと下のういろうがものすごくマッチしますよね。
白もいいですが黒の濃厚さも好きです。
若あゆ、私も初めて食べたときは「これが人気なの・・・?」と
拍子抜けした覚えがあります。
が、何尾か食べていると皮と求肥のシンプルな甘さが
洗練されている証拠なのかしらと思えるようになりましたね。
コメント欄の方々の他の若あゆも気になります。
>どんちゃかさん
そうなの! 私も白黒、どっちも好き。
若鮎も少し掘ってみる必要ありか。そんなに違うものなのかなぁ?