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帯広「ぶた丼のとん田」のロース・バラ盛り合わせ

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東10条南17丁目にある豚丼店。

帯広の地名も分かりやすいような、分かりにくいような。

よつ葉アリーナのある交差点から、東西南北へ放射状にカウントが始まるのだけど、起点が中心部でもなんでもないから、いきなり川にどん詰まる北東部に対し、西は25条、南は42丁目まであるんだわ。

こちらは帯広市内に数多ある豚丼店の中でも、特別な存在かも。

「十勝バス」にて、唯一往復バスパックが販売されていたお店なのよ。

それもさ、最寄りのバス亭から10分近く歩かなきゃいけなくって、さらにいえば、そのバスが来ねぇから、別のバスに乗って、倍歩いた方が早ぇ的な案内が出てしまう始末でさ。

正直、バスを使うメリットがいまいち分からないこのお店を、無理にでも目的地に設定するからには、よほどの人気なのかと興味をそそられたのです。

行列不可避故、開店直後に攻めろ的なことも書いてあって、ビクビクしつつ、逆に閉店前の夕方を狙ってみました。メッチャ歩いて、おかげさまで入店は滞りなく。

ただ、閉店が近づくにつれ、早めの夕食客が車で次々と訪れており、やはり人気店なのは間違いなかったようです。

若い子らが明るく接客してくれる、感じ良きお店でしたよ。 

十勝豚丼のトラディショナルはロース肉ですが、近年はバラ肉を扱うお店も増えているようです。

こちらでは、さらにヒレ肉を選択できるのも面白いところかな。

私は初回なので、ロースとバラの盛り合わせの丼をご飯少なめでいただきました。

薬味もさ、ロースには山椒、ヒレには胡椒、バラにはにんにく一味がオススメされており、にんにくも良い感じだな。

こちらの豚丼は、お肉のしっとり柔らかな食感が特徴だと思います。

厚すぎす薄すぎず、適度な食べごたえある厚み。

かっちり焼きすぎず 焦げさせず、お肉自体の旨味や風味を大事にする仕上がりよ。

バラは脂多めのお肉を使っており、やや甘めなタレとバッチリ合いますね。なんならロースもほどほどの脂をまとったものだったので、ロースだけでも十分満足できそうです。

減らさなきゃよかったおいしいお米は、道産のおぼろづきだって。

特製のタレを買ってきました!

これはお土産屋さんの棚にも列んでいた商品です。

角の丸い甘辛味。

安心安定。コレを使えばサミット特売の小間切れ肉を使っても、それなりに旨い丼ができるし、豚だけでなく、何でも合いそうなので、常備しておいて損はないかもね。

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