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京大北門前の「進々堂」でプチ・デ・ジュネ、焼きカレーパン

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京大のすぐそばにあるベーカリーカフェ。
こちらも朝食どころとして利用が可能です。

京都では同名のパン屋さんがチェーン展開しているのだけど、
こちらのお店は創業者の長男の孫による別系統のお店になってるんだって。

開放感のあるお店なんだよ。

通りに向かう大きな窓、高い天井。
学徒たちの知性を自由に羽ばたかせるような空間。

レトロなお店の中で澄んだ時間が心地良い緊張感と共に流れているの。

大きな木のテーブルに長椅子のひんやりとした感触・・・
いや、すっごく落ち着くわ。バカな私でもバリバリ勉強できちゃいそう。

この日はまだ朝の時間だったためか、学生の姿はなく、
分厚い本を読むオールドミスや、英字新聞を広げる紳士、異国の青年なぞ。
どちらかというとミドル以上に利用されているお店なのかも。

壁にはゲーテか、シェイクスピアかの時を経た名文が掲げられているような
ハイカルチャーな空間の端っこに下卑た食欲デブが一人、ある意味アートだよな。

ちなみに店員のお姉さんもやけに可愛いんだけど!いいんでしょうか?
まさか京大生じゃなかろうね!そんな高スペック許さないんだからね!

自家製パンとカレーをメインにしたメニューはどちらかというと貧素。
値段もかなり手頃に設定されていて、こういう所には学生店ぽさが出ているわ。

名物と書かれていたマフィンのセット。

われわれが普段口にするイングリッシュマフィンよりもだいぶ小ぶり。
ザックリと焼かれていて、ラスクのような食感なの。
ひと塩振ると好みのお味になったわ。

サラダも一口大だし。食事というよりはスナックにちょうどいい分量かな。
カフェオレは普通。

喫茶のお隣りにはパン販売コーナーも併設
ショーケースに列ぶのは数品の定番パンだけだけど、
こちらの雰囲気もただならぬ魅力があるので、忘れず寄ってみて欲しい!

店内で名物というカレーを食べそこねたので、
帰りに焼きカレーパンを買ってみた。

入っているのは果物と野菜の甘味を感じるカレー。
スパイスがピリリと薫っていて、これはなかなかの一品じゃん!
ドーナツではないので、変に油っこくなく、カレーの味をそのまま楽しめる感じ。

食写真だけだとだいぶ地味な印象を受ける思うけど、
レトロな作りのパンの出来も悪くないし、
なにより、あの朝の空気にはちょっと感動しちゃった。

寄ってみるといいよ!

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