西陣のバス通りにある喫茶店。
@omotakaさん、オススメありがとう!
旅行に際して、様々なオススメを貰っていたのだけど、
京都も広く、足跡とマッチしない場合が多くて、涙を飲んだのよ。
しかし、ひょんなことから、ひょんなお店と出会ってしまうことがあるのです。
観光客にとって何があるわけでもない千本商店街を歩くこともレアですが、
場所すら調べることが出来なかったこのお店にすれ違うとは!
これは運命・・・迷うこと無く入店しましたよ。
店頭のド派手なトリコロールやショーケースはまぁ分かる。
しかし入口を抜けた脇に、全く同じサンプルケースがバーンと鎮座する駄目オシっぷりにはたまげたぜ!
ちなみにメニューはないらしく、そこで選んで決めてくれってシステムらしいの。
お客はほぼ常連の方々だと思うので、いちいち選ぶ必要もないのかもね。
中はかなり使いこんだ昭和喫茶の風景。
壁も椅子もテーブルも、黄土色した時の塵にまんべんなくコーティングされちゃったような感じよ。
ホールの爺さんを筆頭にスタッフも全てご老体。
厨房で仕込み中の婆さんたちを眺めていたら、
あまりに動きがスローすぎて目眩でも起きたかと思ったほど!
し、渋いな・・・
すでに夕方に近かったのだけど、ランチ処としても人気みたい。
メニューは定番中心で特に目立つものはなかったため、
コテコテなパフェ的なもんをいただこうと思ったのよ。
みつ豆って書いてあったんだけど、
サンプルはなぜか緑色に彩られていたんだよね。
そのままのが来た!うそぉ!
白蜜でも黒蜜でもなく、メロンソーダに使うようなグリーンのシロップのみつ豆か!
我々昭和の民は赤、青、緑、黄色、このようなどぎつい原色に弱い!
小学生スピリッツを激しく揺さぶられてしまうのだ!!
お味はそのまま、喫茶店のチープ味なんだけどね。
ちゃんとフルーツを乗せてる割にお値段はとても安いんだわ。
あるんだなぁ、京都にもこういう庶民的な喫茶文化が。
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