神田淡路町にある蕎麦の老舗。
お店が新しくなってから、初めて入るんじゃないかな。かなり久しぶりの来店となりました。
件の火事でこの先どうなっちゃうのかと心配しましたが、すぐにこんなステキなお店を、しかも平屋で再建できる点、やはり半端ないブランドなんだなと感じます。
丁寧な接客、語尾を伸ばす独特の挨拶やオーダー、そして帳場から客席や厨房に鋭く目を光らせている主人と女将。やぶそばらしさは健在でしょう。
まぁ、らしさを語れるほど通っては無いんだけどね。
季節の天ぷら。夏野菜がいろいろです。
天ぷらの衣は、どちらかというとフリッターに近く、クリスプというよりはソフトな口当たり。衣でまんべんなくコーティングされているからか、タネはみずみずしく蒸された感じで、なかなかおいしいです。
濃厚な冷山かけそば。
ほんのり緑がかった、せいろうそば。
古は蕎麦の若芽を混ぜていたかららしいのだけど、今はたしかクロレラで色付けされてたんだっけかな。
ここはお蕎麦そのものよか、濃いつけ汁の醤油っぽい香ばしさがキモかなと思っています。
お蕎麦の盛りはハゲの残り毛のごとく、うっすいから、秒で吸い込まれますよ!
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