根津「一炉庵」の椿餅

横浜高島屋の銘菓百選コーナーに入荷してました。

デブの中で、大いなるパリの時代が終わり、再び和菓子LOVEな日々が訪れております。

ただ、東京のお菓子屋さんて、全く馴染みがないのよね。

旅先と違い、いろんな名店を巡ってみようという熱意が、もはや東京には向かないんだわ。都会すぎて、電車乗るだけで疲れちゃう。

だから、こうして色々持ってきてくれる横高にはマヂ感謝しかないのよ。

冬の定番、椿餅です。

こしあんを包んだ道明寺の餅を二枚の椿の葉で挟んだお菓子で、その原型は平安時代にまで遡るらしいのです。

椿の葉自体には、特に香りや味を付与する効果はないので、椿の白い花が葉っぱの陰に覗く様や、張りのある葉っぱと柔らかな餅との対比みたいな効果なのかなと思っております。

夕飯後にいただいたので、ちょい硬めではありましたが、滑らかなこしあんは上品でおいしかったですよ。