「クリスマスはオーボンヴュータンのヤツを予約しといたから」と聞いて、「マヂかよ、有能かよ」と喜んでいたのですが、どうやらケーキではなかったようです。

「横浜そごう」もすげー混雑でしたが、「横浜高島屋」では、サンタもモコモコをむしり取りたくなるような熱狂が繰り広げられておりました。
クリスマスケーキのためだけに特設された8階催事場では、ネット予約分を受け取るだけでも数十分待ですよ。ウソでしょ。その間、密密になっている会場に待機しなきゃならんので、もう大変じゃん。
ぶっちゃけ、ケーキ買うだけなら当日販売列に並んだほうが早かったし、地下でオープンしたての「ベルグの4月」なんか、ほぼノーマークで買えそうだったから、必ずしも予約が正解というわけではなさそうです。
いやぁ… 年末年始も、できうるなら、デパートには近づかず過ごしたいよな…

なんでも、おフランスのプロヴァンス地方では、クリスマスイヴの日に13種類のお菓子を食べる習慣があるんだそうな。
それらを3段の引き出しに詰めたのが、苦労して受け取ってきた、この商品です。
うむ、伊勢佐木町の不二家には絶対売ってない感じ!

左手に入るオリーブオイル風味のパンは、キリストが最後の晩餐で食べたものをモチーフにしており、手でちぎって、皆と分けながらいただくんだって。
砂糖漬けのフルーツと3色のカリソン。

フルーツ加工品の煮汁で作るというベルランゴ飴と香料香るナヴェットという焼き菓子。
ナッツや杏を乗せたチョコ。干しぶどうやデーツは東方の三賢者をイメージしてるみたい。

純真さを表す白いヌガーと、懺悔を象徴する黒いヌガー。
オレイヨンという揚げ菓子。ハードタイプのヌガーであるトゥーロン。
プロヴァンスのはちみつと、マルメロのジャム。
ナッツ等使った硬いものが多いので、老人にはやや不評でしたが、お味はさすがにおいしいわ。
お茶の際、うんちくをへぇ~~って読みながらつまむのが、楽しかったです。
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