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名古屋・車道の「朝日屋」できしころ

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筒井町商店街は建中寺の門前町として発展し、戦前は大須等にも並ぶ大きな繁華街だったんだって。

今ではだいぶ活気に欠けるものの、隣の代官町も含めた長い商店街には、渋いお店が点在する風景です。

この日はほんっとにタイミングが悪くてさ。スカロップの「ラク亭」も、味噌カツ丼が旨げな「岩正」も、ついでにあやめ団子の「筒井松月」すらお休みで、はるばる歩いてきた甲斐が無し。

かといって「一正亭」までは戻りたくないし、大きな空きっ腹を抱えて途方に暮れていたら、こちらの暖簾が見えたのですよ。

ちなみに一軒挟んでの手打ちうどん店を、地元的にどのように共存させているのか。きしめんとうどんはジャンル違いということなのかな?

皆さんは ”きしころ” をご存知でしょうか?

”ころ”と聞くと、多治見あたりのうどんを思い出しますが、やはり、ぶっかけスタイルの温かくないきしめんのことで、ご当地の夏の定番でもある一方、メニューには無く、頼むと作ってくれる式なお店もあるようです。

こちらでも季節品になるのか、ざっと見で書いてなかったので、おそるおそるお母さんに聞いてみたら、快く対応してくれましたよ。

これがさ、いやぁ、旨いす!! めっちゃ旨いよ!

当店のきしめんは手打ちとありますが、つるつるピロピロな食感を存分に味わうなら、温麺より冷麺。さらに麺がくっつかないような、ぶっかけ式が一番なんじゃないかと感じます。

つゆは冷たく、やはり関東者にはやや甘く、ほんのり出汁の酸味も感じますね。具は一番シンプルなものでもお揚げ等が入りますが、なんなら鰹節だけでも十二分に満足できそうよ。

いやぁ、今回、なんでこれを食べ歩かなかったのか!? 

あんかけスパなんて…と後悔先に立たず。

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