天神から南に下る渡辺通りは堂々たるメインストリートの風格。
その南方エリアについては、かつて遊郭や闇市があった繁華街だったようですね。現在でもだいぶ気さくな風景が見える一方、近代的なマンション街へと着々と変化しているような状況でした。
そんな風景の中で、だいぶ異風となる掘っ建てチックな店舗です。
普段はどんな客層が利用しているのだろうか。周辺の子育てママたちが食べに来るのものか。
スタッフも大勢詰めていたのですが、とりあえず、午後のおやつ時間は貸し切り状態でした。
やはり箱崎にルーツのある古いお店なんだそうな。やり手の二代目が引き継いで、各地の商業施設や海外への出店も果たしました。横浜ではマークイズに店舗がありますよね。
ただ、マークイズでは、こんなん出てこないんじゃないか??
我が家の台所なら、全てすくい取って捨てているであろう、茶色い泡が表面を覆うワイルドなお姿よ。
この本店のみ、創業時に近いラーメンを出しているんだって。
店内もラーメンも匂いは臭ぇのよ!
ただ、やはり口に入れると嫌な感じはなくて、むしろ豚香ばしい風味に感じます。
ぶ厚い油の浮いたコクのあるスープは、やや塩も強かったけど、あと引くお味。
麺は極細。カタ指定で程よく仕上げてくれました。
しょっぱく煮込まれた厚切の豚もスープに負けない存在感ですよ。
やや不健康な部分も感じますが、なかなかパンチのある一杯でしたね。堪能しました。
帰り道のマスクの中は、えっれぇ臭くなったけどね。
地元の人らはラーメン食ったあと、どうやって対人しているのだろうか。
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